特許
J-GLOBAL ID:200903035909985378

ブロック共重合体とその製造方法及び樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-278081
公開番号(公開出願番号):特開平11-100420
出願日: 1997年09月25日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 イソブチレン系重合体ブロックとビニル系芳香族炭化水素系重合体ブロックとを含有するブロック共重合体が本来有する優れた性質を保持している官能基化されたブロック共重合体を提供する。このブロック共重合体は樹脂用改質剤として好適な性質を有する。【解決手段】 本発明は、イソブチレン系重合体ブロックとビニル系芳香族炭化水素系重合体ブロックとを有し、少なくとも1つの重合体ブロック中に特定の官能基含有構造単位を含有するブロック共重合体である。この官能基含有構造単位は、ハロゲン化飽和脂肪族炭化水素基をベンゼン環上に有するスチレン系単位である。この構造単位の含有率は、全構造単位基準で0.01〜2モル%である。
請求項(抜粋):
主として下記式【化1】で示される構造単位(I)からなる重合体ブロック(A)及び主として下記式【化2】(式中、R1は水素原子又はアルキル基を表し、R2は1価の炭化水素基を表し、mは0〜3の整数を表す)で示される構造単位(II)からなる重合体ブロック(B)を有するブロック共重合体であって、かつ該重合体ブロック(A)及び/又は該重合体ブロック(B)の中に下記式【化3】(式中、R3は水素原子又はアルキル基を表し、R4は価数がa+1である飽和脂肪族炭化水素基を表し、Xはハロゲン原子を表し、a及びbはそれぞれ1、2又は3を表す)で示される構造単位(III)を有し、該構造単位(III)の含有率がブロック共重合体中の全構造単位基準で0.01〜2モル%の範囲内であることを特徴とするブロック共重合体。
IPC (3件):
C08F297/00 ,  C08L 53/00 ,  C08L101/00
FI (3件):
C08F297/00 ,  C08L 53/00 ,  C08L101/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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