特許
J-GLOBAL ID:200903035961393969

音声符号化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088911
公開番号(公開出願番号):特開平5-289698
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 音声の非定常な区間でも符号化歪みを小さくする。【構成】 適応符号帳として、過去の励振信号をピッチ周期で切り出した従来と同様の適応ベクトルの他に、雑音ベクトルよりなる固定ベクトルをいくつか用いる。従来と同様にこの適応符号帳から最も歪みの少ないベクトルを選択するが、音声の定常的区間では適応ベクトルから選択され、非定常的区間では固定ベクトルから選択される。固定ベクトルは過去の励振信号の符号誤りの影響を受けない。
請求項(抜粋):
音声信号を一定サンプル数ごとに線形予測分析し、合成フィルタ係数を求め、そのフィルタの励振源としてピッチ周期の成分ベクトルをもつ適応符号帳と雑音成分ベクトルをもつ雑音符号帳等を備え、合成後の波形が入力音声の波形に対し歪みが最小となるように励振ベクトルを決定する符号化法において、上記適応符号帳のなかの一部の符号に固定の雑音ベクトルを割り当て、残りの符号に過去の励振信号をピッチ周期で切り出した適応ベクトルを割り当て、最も歪みの少ないベクトルを選択して符号を伝送することを特徴とする音声符号化法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-054497
  • 特開昭61-194921

前のページに戻る