特許
J-GLOBAL ID:200903035971885878

鉄筋篭における主筋とフープ筋との交叉部結束金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 賢二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-233406
公開番号(公開出願番号):特開2004-360456
出願日: 2004年08月10日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】 鉄筋篭における主筋とフープ筋との交叉部を、その外側から誰でもワンタッチ操作式に能率良く、且つ安定・強固に結束できる安価な結束金具を提供する。 【解決手段】 1本のバネ性金属線材における切り離し一端部を第1捲き掛けアーム(11)として、これと向かい合い並列する第2捲き掛けアーム(13)との一対を、フープ筋(2)へ外側から重畳的に捲き掛けると共に、その第1、2捲き掛けアーム(11)(13)の相互間に介在する捲き掛けアーチ(12)と、上記金属線材の切り離し他端部に位置する捲き掛けフック(14)との一対を、主筋(1)へ逆な内側から重畳的に捲き掛けて、上記主筋(1)とフープ筋(2)との交叉部(X1)へ弾圧的な抱持状態に喰い付かせるように定めた。【選択図】 図17
請求項(抜粋):
1本のピアノ線やその他のバネ性を発揮する金属線材から成り、その金属線材の切り離し一端部を主筋(1)との重合状態に交叉しているフープ筋(2)へ外側から捲き掛けられる第1捲き掛けアーム(11)として、そのフープ筋(2)と主筋(1)との重合代(W1)よりも若干長い作用長さ(L2)の円弧状に屈曲させ、 上記第1捲き掛けアーム(11)の屈曲根元部から引き続き主筋(1)へ内側から捲き掛けられる捲き掛けアーチ(12)を、その主筋(1)の横断方向へ一旦約90度(α)だけ折り曲げ、 その捲き掛けアーチ(12)の折り曲げ先端部から引き続き上記フープ筋(2)へ外側から重畳的に捲き掛けられる第2捲き掛けアーム(13)を、上記第1捲き掛けアーム(11)と向かい合い並列する同じ方向へ且つその第1捲き掛けアーム(11)よりも長い作用長さ(L4)として、更に一旦約90度(β)だけ曲げ起し延長させ、 上記円弧状の第1捲き掛けアーム(11)とこれに対応する第2捲き掛けアーム(13)の円弧状根元部(13a)とが、主筋(1)に対する上記捲き掛けアーチ(12)の掛止位置を支点(P1)として回動作用し得る半径(R1)を、その主筋(1)とフープ筋(2)との重合代(W1)よりも若干長く寸法化すると共に、 上記第2捲き掛けアーム(13)の延長先端部から引き続き主筋(1)へ内側から重畳的に捲き掛けられる捲き掛けフック(14)を金属線材の切り離し他端部をなすものとして、その主筋(1)の横断方向へ約90度(δ)だけ折り曲げることにより、 上記第1、2捲き掛けアーム(11)(13)の一対を主筋(1)と交叉しているフープ筋(2)へ外側から、上記捲き掛けアーチ(12)を主筋(1)へ内側から何れも巻き掛けた仮り止め状態において、その主筋(1)とのほぼ平行に延長する第2捲き掛けアーム(13)を、上記フープ筋(2)に対する根元部(13a)の掛止位置を挺子運動支点(P2)として主筋(1)の内側へ強制的に押し倒し乍ら、一旦その延長先端部の捲き掛けフック(14)を主筋(1)から逃げる横方向へ開き操作し、その捲き掛けフック(14)を主筋(1)の内側へ横断させた上、その操作手を離すことにより、上記捲き掛けフック(14)を主筋(1)へ内側から弾圧的な抱持状態に喰い付かせるように定めたことを特徴とする鉄筋篭における主筋とフープ筋との交叉部結束金具。
IPC (2件):
E04C5/18 ,  E02D5/34
FI (2件):
E04C5/18 103 ,  E02D5/34 Z
Fターム (8件):
2D041AA01 ,  2D041BA31 ,  2D041DA03 ,  2D041EB10 ,  2E164AA02 ,  2E164BA34 ,  2E164CA00 ,  2E164CA39
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)

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