特許
J-GLOBAL ID:200903035979141940

遠隔操作による移動体の移動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192909
公開番号(公開出願番号):特開平7-030969
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 固定の遠隔操作点からの遠隔操作で移動体を長距離離れた場所でも確実に移動させることができる遠隔操作による移動体の移動方法を提供する。【構成】 遠隔操作点1から遠隔操作される2台のカメラロボット3に、指向性が強いものの長距離通信を行えるミリ波通信機3303と、短距離の通信しかできない代わり無指向性の無線モデム3707とを設け、前記遠隔操作点1に、前記各カメラロボット3のミリ波通信機3303に対応する2台のミリ波通信機1303を設け、1台のカメラロボット3を、前記ミリ波通信機1303,3303を通じて前記遠隔操作点1との通信が可能な状態で静止させ、そのカメラロボット3を経由して、もう1台のカメラロボット3を遠隔操作するための信号を、前記遠隔操作点1からミリ波通信機1303,3303及び無線モデム3707を通じて前記もう1台のカメラロボット3に伝送するようにした。
請求項(抜粋):
遠隔操作により移動可能に構成された少なくとも2つ以上の移動体を、該各移動体から離れた固定の遠隔操作点より遠隔操作することで移動させる方法であって、前記各移動体及び前記遠隔操作点に、指向性を有し第1距離の範囲内で通信可能な第1通信手段をそれぞれ設け、さらに、前記各移動体に、無指向性で前記第1距離より短い第2距離の範囲内で通信可能な第2通信手段を設け、前記各移動体のうち少なくとも1つを、前記第1通信手段を介して前記遠隔操作点と通信可能な状態で静止させ、前記遠隔操作点から前記静止させた移動体に、該静止させた移動体からの距離が前記第2距離以下である他の移動体に対する遠隔操作用信号を前記第1通信手段を介して伝送すると共に、前記静止させた移動体から前記他の移動体に前記遠隔操作用信号を前記第2通信手段を介して転送することで、該遠隔操作用信号に基づく前記遠隔操作点からの遠隔操作により、前記他の移動体を前記静止させた移動体から前記第2距離以下の範囲内で移動させ、前記移動させた後に前記他の移動体を、前記遠隔操作用信号に基づく前記遠隔操作点からの遠隔操作により、前記第1通信手段を介して前記遠隔操作点と通信可能な状態にさせ該状態で静止させるようにした、ことを特徴とする遠隔操作による移動体の移動方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 移動体通信方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203850   出願人:富士通株式会社

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