特許
J-GLOBAL ID:200903036007806000
筒内噴射エンジンの触媒活性化制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235690
公開番号(公開出願番号):特開平8-100638
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 再点火を要することなく確実に後燃焼を発生させて安定的に排気ガス温度を上昇させ、触媒を活性化させる。【構成】 第2噴射量設定部62で、1回目の噴射による主燃焼の火炎によって着火可能な量の第2噴射量Ti2を設定し、第2噴射時期設定部63で、エンジン回転数Nと基本燃料噴射量Tpとに基づき、2回目の燃料噴射が主燃焼の火炎によって確実に着火する噴射時期を、排気ガスエミッション及び燃費が悪化しない最適な範囲内で設定する。すなわち、従来のように第2噴射による燃料を再点火により着火させるのではなく、既燃焼部分からの火炎伝幡により第2噴射による燃料を着火する。これにより、1サイクルで2回点火を行なう必要がなく点火エネルギーの消費を抑えて確実な第2燃焼を発生させることができる。しかも、スモーク発生やHCの増加等がなく、安定的に排気ガス温度を上昇させて触媒を活性化し、燃費の悪化を最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
気筒内に直接噴射した燃料を火花点火により燃焼させ、排気系に介装した触媒によって排気ガスを浄化する筒内噴射エンジンの触媒活性化制御装置であって、運転条件に応じ、通常の1回目の燃料噴射及び点火による主燃焼の膨張行程初期から中期において2回目の追加燃料噴射を行ない、この2回目の追加燃料噴射による燃料を前記主燃焼の火炎伝幡により着火させて排気ガス温度を上昇させ、前記触媒を活性化させる手段を備えたことを特徴とする筒内噴射エンジンの触媒活性化制御装置。
IPC (12件):
F01N 3/20 ZAB
, F01N 3/24
, F01N 3/24 ZAB
, F01N 3/36 ZAB
, F02B 17/00 ZAB
, F02B 23/10 ZAB
, F02D 41/02 ZAB
, F02D 41/02 301
, F02D 41/34 ZAB
, F02D 43/00 ZAB
, F02D 43/00 301
, F02D 43/00
引用特許: