特許
J-GLOBAL ID:200903036060997896
車両用サスペンション装置のための電気制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-069982
公開番号(公開出願番号):特開平10-264635
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 電磁力を用いた車両用サスペンション装置において、振動の減衰制御を積極的に必要とする周波数域においてのみばね上部材のばね下部材に対する振動を抑制して、車両の乗り心地及び走行安定性を総合的に良好に保つ。【解決手段】 ばね下部材及びばね上部材側の一方に磁石35,36を設けるとともに、他方に磁石35,36に対向させて上下方向に並べて複数のコイル37-1,37-2・・・37-15を設ける。車高センサ51は、ばね下部材に対するばね上部材の上下方向の相対位置Hを検出する。CPU52cは、相対位置Hを微分することにより相対速度Vを検出し、同相対速度Vにばね上部材及びばね下部材の共振周波数近傍の周波数成分を抽出するフィルタ処理を施し、同フィルタ処理の施された相対速度Vと相対位置Hに基づいてコイル37-1,37-2・・・37-15の通電を制御する。
請求項(抜粋):
車両のばね上部材とばね下部材の両部材の一方に磁石を組み付けるとともに、他方に上下方向に沿って前記磁石に対向させて複数のコイルを組み付け、前記磁石と前記複数のコイルとにより発生する電磁力を用いてばね上部材のばね下部材に対する振動を抑制する車両用サスペンション装置のための電気制御装置において、ばね上部材のばね下部材に対する相対速度を検出する相対速度検出手段と、前記検出された相対速度にばね上部材及びばね下部材の共振周波数近傍の周波数成分を抽出するフィルタ処理を施すフィルタ処理手段と、前記フィルタ処理の施された相対速度が車両用サスペンション装置の伸び側を表すとき同サスペンション装置に縮み側の電磁力が作用するように前記コイルを通電制御し、同相対速度が車両用サスペンション装置の縮み側を表すとき同サスペンション装置に伸び側の電磁力が作用するように前記コイルを通電制御する通電制御手段とを設けたことを特徴とする車両用サスペンション装置のための電気制御装置。
IPC (3件):
B60G 17/015
, B60G 11/00
, F16F 6/00
FI (3件):
B60G 17/015 Z
, B60G 11/00
, F16F 6/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-215510
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特開昭58-099532
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車両懸架装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-242476
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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