特許
J-GLOBAL ID:200903036109021113

高強度冷延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-166701
公開番号(公開出願番号):特開2005-002404
出願日: 2003年06月11日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】引張強さ980MPa以上を達成するとともに、強度-延性バランスや伸びフランジ性等の加工性に優れる高強度冷延鋼板とその製造方法とについて提供する。【解決手段】C:0.05〜0.20mass%、Si:0.2〜0.8mass%、Mn:2.0〜4.0mass%、P:0.02mass%以下、S:0.0030mass%以下、Al:0.05mass%以下、Ni:0.10〜1.2mass%およびTi:0.005〜0.030mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成と、フェライト相の体積分率が30〜60%、ベイナイト相の体積分率が20〜40%、残留オーステナイト相の体積分率が2.0〜8.0%、そしてマルテンサイト相と残留オーステナイト相との体積分率の合計が10〜20%であって、さらにベイナイト相のナノ硬さHnBとフェライト相のナノ硬さHnFとの比:HnB/HnFが1.5以下、マルテンサイト相および/または残留オーステナイト相からなるM-A相のナノ硬さHnMとフェライト相のナノ硬さHnFとの比:HnM/HnFが3.0以下である組織とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.20mass%、 Si:0.2〜0.8mass%、 Mn:2.0〜4.0mass%、 P:0.02mass%以下、 S:0.0030mass%以下、 Al:0.05mass%以下、 Ni:0.10〜1.2mass%および Ti:0.005〜0.030mass% を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成と、 フェライト相の体積分率が30〜60%、ベイナイト相の体積分率が20〜40%、残留オーステナイト相の体積分率が2.0〜8.0%、そしてマルテンサイト相と残留オーステナイト相との体積分率の合計が10〜20%であって、さらにベイナイト相のナノ硬さHnBとフェライト相のナノ硬さHnFとの比:HnB/HnFが1.5以下、マルテンサイト相および/または残留オーステナイト相からなるM-A相のナノ硬さHnMとフェライト相のナノ硬さHnFとの比:HnM/HnFが3.0以下である組織と、 を有することを特徴とする高強度冷延鋼板。
IPC (4件):
C22C38/00 ,  C21D9/46 ,  C22C38/14 ,  C22C38/58
FI (4件):
C22C38/00 301S ,  C21D9/46 G ,  C22C38/14 ,  C22C38/58
Fターム (30件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA35 ,  4K037EA36 ,  4K037EB05 ,  4K037EB09 ,  4K037EB12 ,  4K037EC04 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FK03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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