特許
J-GLOBAL ID:200903036112917721

スクロール型流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 考晴 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273355
公開番号(公開出願番号):特開2001-090678
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 装置を大型化することなくピンの破損を防ぐことができるスクロール型流体機械を提供すること、圧縮室のシール性能を向上させるスクロール型流体機械を提供すること、旋回スクロールの旋回半径を可変にし、流体漏れを効果的に防止し、さらに、自転防止機構の長寿命化および設計変更への対応を容易にするスクロール型流体機械を提供すること。【解決手段】 圧縮室の容積が、流体吸入完了時の圧縮室容積の20%〜28%となったときに、旋回ピン31のうち、少なくとも2本が、旋回スクロールの公転軸方向から見て、前記旋回スクロールの公転中心OSと前記旋回スクロールの自転中心ORとを結ぶ直線L1と直角に交わるとともに、該自転中心ORを通る直線L2に対して線対称の位置に配設され、さらに、前記旋回ピン31は、これらと対をなす前記ハウジングピン32に対して、前記旋回スクロールの自転作用方向側に配設されている。
請求項(抜粋):
端板の一端面に渦巻状ラップが立設された固定スクロールおよび旋回スクロールを相互に偏心させ、かつ位相をずらせて噛み合わせることにより圧縮室を形成した状態でハウジング内に配設し、該ハウジングに固定された前記固定スクロールに対して前記旋回スクロールを公転旋回運動させるスクロール型流体機械であって、前記旋回スクロール端板の他端面から突出する旋回側突起と、前記ハウジングから前記他端面側に突出する固定側突起と、これら旋回側突起および固定側突起が摺動接触する摺動接触部により、前記各突起間距離の変動を許容しつつ最大離間距離を規制する突起拘束部材と、を備えてなる自転防止機構が複数組設けられ、前期旋回スクロールの自転モーメントが最大となった時に、前記複数の旋回側突起のうち、少なくとも2本が、前記旋回スクロールの公転軸方向から見て、前記旋回スクロールの公転中心と前記旋回スクロールの自転中心とを結ぶ直線と直角に交わるとともに該自転中心を通る直線に対して線対称の位置に配設され、さらに、前記各旋回側突起は、これらと対をなす前記固定側突起に対して、前記旋回スクロールの自転作用方向側に配設されていることを特徴とするスクロール型流体機械。
Fターム (7件):
3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB05 ,  3H039BB15 ,  3H039CC02 ,  3H039CC08 ,  3H039CC17
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-189532   出願人:株式会社デンソー, 株式会社豊田自動織機製作所

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