特許
J-GLOBAL ID:200903036251750823

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119573
公開番号(公開出願番号):特開平6-331016
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 クラッチツウクラッチのダウンシフトを、各種ばらつきの如何に拘らず小さなタイムラグで、且つ小さな変速ショックで実行する。【構成】 クラッチツウクラッチのダウンシフトを、基本的に自動変速機の入力回転数が低速段の同期点に達する前に、係合側の該摩擦係合装置の油圧を所定値に低圧待機させ、同期後油圧を徐々に昇圧させていくように実行し、且つこの変速が低車速時に実行される際に、オーバーラップ変速としてトルク相を形成し、トルク相中の出力軸トルクの落ち込みを検出することによって低圧待機時の油圧レベルを学習制御する。
請求項(抜粋):
2つの摩擦係合装置に係るクラッチツウクラッチのダウンシフトを実行することのある自動変速機の変速制御装置において、自動変速機の入力回転数が低速段の同期点に達したか否かを検出する同期検出手段と、前記入力回転数が前記同期点に達する前に、係合側の摩擦係合装置の係合圧を所定の低圧値に維持すると共に、解放側の摩擦係合装置の解放圧をトルク相を形成し得る所定の高圧値に維持するオーバーラップ制御手段と、前記同期検出手段により前記入力回転数が前記同期点に達したと検出された後、前記係合油圧を前記所定の低圧値から上昇させると共に前記解放油圧を所定の高圧値から低下させる手段と、上記一連のオーバーラップ制御により形成されるトルク相中の出力軸トルクの落ち込みを検出する手段と、該出力軸トルクの落ち込みの検出に依存して、前記係合側の低圧待機時における前記所定の低圧値を変更する学習手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:42
引用特許:
審査官引用 (2件)

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