特許
J-GLOBAL ID:200903036296036749
ABS系樹脂の製造方法、ABS系樹脂およびそれを用いたABS系樹脂/ポリカーボネート樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140346
公開番号(公開出願番号):特開平10-130344
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性に優れ、成形物のウエルド強度が良好で、また特に成形物の部位による光沢差が大幅に改良されたABS系樹脂の製造方法及成形性が優れ、熱劣化しにくく、耐熱性と衝撃強度、特に低温時での衝撃強度、リブ部の強度が改善されたABS系樹脂/ポリカーボネート樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 連続塊状および/または連続溶液重合法によりABS系樹脂の製造方法において、粒子形成工程としての第1段目の重合サブ工程は、プラグフロー反応槽または回分重合槽を用いた重合系で行われ、ゴム状重合体の粒子を形成するまで重合し、次いで前記粒子径調整サブ工程として前記第2段目の重合サブ工程で粒子形成工程で生成したゴム状重合体の粒子を小さくする。
請求項(抜粋):
連続塊状および/または連続溶液重合法により、ゴム状重合体4〜50重量部の存在下、スチレン系単量体及びアクリロニトリル系単量体、またはこれらの単量体の混合物及びこれら単量体の少なくとも1種と共重合可能なビニル系単量体からなる単量体成分100重量部を使用して重合し、該単量体成分の重合体が連続相を、ゴム状重合体の粒子が分散相を形成する工程を含むABS系樹脂の製造方法において、(1)この重合工程が第1段工程であるゴム状重合体の粒子形成サブ工程と第2段工程である粒子径調整サブ工程の2つの工程を含み、なおかつ(2)粒子形成工程としての第1段目の重合サブ工程は、プラグフロー型反応槽または回分重合槽を用いた重合系で行われ、少なくとも前記重合の混合物の中にゴム状重合体の粒子を形成するまで重合し、なおかつ(3)前記粒子径調整サブ工程として前記第2段目の重合サブ工程は、単量体成分の重合体への転化量を粒子形成サブ工程よりも高め、なおかつ粒子形成サブ工程で生成したゴム状重合体の粒子を小さくすることを特徴とするABS系樹脂の連続的製造方法。
IPC (3件):
C08F279/04
, C08L 55/02
, C08L 69/00
FI (3件):
C08F279/04
, C08L 55/02
, C08L 69/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
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ABS樹脂の製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-357999
出願人:新日鐵化学株式会社
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