特許
J-GLOBAL ID:200903036297339206

SERSによる化学基の増強検出のための層状プラズモン構造をもつ光センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  森 徹 ,  吉田 裕
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-527527
公開番号(公開出願番号):特表2007-538264
出願日: 2005年05月19日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
センサに与えられた分析物80内の化学基の存在を検出するために、可視光レーザ励起ビーム60及びラマン分光検出器とともに使用する光センサ及び方法が開示される。センサには、基板10、基板10のセンサ表面上に形成されたプラズモン共鳴ミラー20、ミラー20上に配置されたプラズモン共鳴粒子層40、並びにミラー20及び粒子層40を隔てる約2〜40nm厚の光学的に透明な誘電体層30が含まれる。粒子層40は、i分析物分子80を結合するための被覆、ii50〜200nmの間の範囲内の実質的に均一な粒子サイズ及び形状、並びにiiiレーザ励起ビームの波長よりも少ない粒子間の間隔をもつプラズモン共鳴粒子の周期的アレイを有する。デバイスは、1012〜1014までの増幅定数で単一の分析物分子80を検出することができる。
請求項(抜粋):
センサに与えられた分析物の化学基の存在を検出するために、可視光レーザ励起ビーム及びラマン分光検出器とともに使用する光センサであって、 (a)基板と (b)前記基板のセンサ表面上に形成されたプラズモン共鳴ミラーと、 (c)前記ミラー上に配置されたプラズモン共鳴層であって、(i)分析物分子を結合するのに有効な被覆、(ii)50〜200nmの間で選択されたサイズ範囲内の実質的に均一な粒子サイズ及び形状、並びに(ii)前記レーザ励起ビームの波長よりも少ない、規則的で周期的な粒子間間隔を有するプラズモン共鳴粒子の周期的アレイから構成されたプラズモン共鳴層と、 (d)前記粒子層から前記ミラーを隔てる、2〜40nmの間の厚さの範囲内で選択された厚さを有する光学的に透明な誘電体層と を備え、 前記レーザ励起ビームによる前記粒子層に結合された分析物への照射が、前記検出器内に少なくとも1010の増幅定数をもつ前記分析物のラマンスペクトルを生成するのに有効である光センサ。
IPC (1件):
G01N 21/65
FI (1件):
G01N21/65
Fターム (18件):
2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA06 ,  2G043EA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB02 ,  2G043GB05 ,  2G043GB16 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA05 ,  2G043HA09 ,  2G043JA01 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03
引用特許:
審査官引用 (1件)

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