特許
J-GLOBAL ID:200903036320000513

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071422
公開番号(公開出願番号):特開平8-270675
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 コイルばねを用いたトルクリミッタにおいて、内輪とコイルばねの接触部を潤滑するグリースの外部への洩れを防止する。【構成】 軸12が挿通され、その軸12に対して回り止めされる内輪1の外側に外輪2を設ける。外輪2の閉塞端壁3の内面に内輪1の一端部が挿入される挿入孔4を形成する。内輪1の外径面を締め付けるコイルばね7の一端を外輪2の開口部に取付けた蓋体6に係止し、他端を外輪2の閉塞端壁3に係止する。内輪1の一端面と挿入孔4の底面間に第1の油溜り16を形成し、また、内輪1の内径面一端部に軸12の外径面間に第2の油溜り17を形成する大径孔部18を設ける。内輪1とコイルばね7の接触部を潤滑するグリースが内輪1の一端部と閉塞端壁3の接触面を伝って外輪2の内径方向に流れようとした際に、そのグリースを第1の油溜り16および第2の油溜り17で停滞させ、各油溜り16、17に生じるラビリンス効果によってグリースの外部への洩れを防止する。
請求項(抜粋):
軸に対して回り止めされる内輪の外側に一端が閉塞する外輪を設け、その外輪の閉塞端壁の内面に上記内輪の一端部が挿入される挿入孔を形成し、外輪の開口部に内輪の他端部を回転自在に支持するリング状の蓋体を取付け、上記内輪の外径面を締付けるコイルばねの一端を外輪に、他端を上記蓋体に係止し、上記外輪の内部に封入したグリースによって内輪とコイルばねの接触部を潤滑するトルクリミッタにおいて、前記内輪の一端面と前記挿入孔の底面間に第1の油溜りを設け、かつ内輪の内径面一端部と軸の外径面間に第2の油溜りを形成する大径孔部を形成したことを特徴とするトルクリミッタ。
IPC (3件):
F16D 7/02 ,  B65H 3/52 330 ,  F16D 1/02
FI (3件):
F16D 7/02 F ,  B65H 3/52 330 H ,  F16D 1/02 Q
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • トルクリミツタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-285964   出願人:エヌテイエヌ株式会社

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