特許
J-GLOBAL ID:200903036328851245

改良されたアクリル系複合繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083339
公開番号(公開出願番号):特開平9-250027
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【目的】 捲縮発現性、染色加工性に優れたウ-ルライクなアクリル系複合繊維を提供する。【構成】 高低両熱収縮性成分から成る複合繊維であって、高熱収縮性成分中のスルホン酸基がある特定の範囲であり、且つもう一方の低熱収縮性成分中の塩基性基が、ある特定の範囲である水可逆性と熱収縮差による捲縮発現性を併せ持ったアクリル系複合繊維。【効果】 天然ウ-ルに近い自然な風合いで、しかも実用染色での染色加工性に優れ、染色後も変わらぬ風合いを有する高品位な繊維製品が得られる。さらに、繊維製品の用途、目的に合わせ風合いの異なる複合繊維を自在に設計できる。
請求項(抜粋):
アクリロニトリル系重合体成分中のアクリロニトリルモノマー量の差が1から6重量%である2種の高低両熱収縮性アクリロニトリル系重合体成分を繊維軸方向にサイドバイサイドに接合してなる複合繊維において、該複合繊維を構成する2成分のうち、アクリロニトリルモノマー量の多い低熱収縮性成分は、塩基性基含有モノマ-を共重合してなるアクリロニトリル系重合体からなり、他方アクリロニトリルモノマー量の少ない高熱収縮性成分は、スルホン酸基含有モノマ-を共重合してなるアクリロニトリル系重合体又は、該重合体とスルホン酸基を多量に含有する第3の重合体との混合アクリロニトリル系重合体からなる事を特徴とする改良されたアクリル系複合繊維。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭52-015694
  • 特開昭48-041034
  • 改良されたアクリル系複合繊維
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-026036   出願人:日本エクスラン工業株式会社
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