特許
J-GLOBAL ID:200903036368061271

歪補償制御方法及び歪補償増幅装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 清孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248366
公開番号(公開出願番号):特開平8-088518
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 動作環境の急変に際しても適切な歪補償が行われる歪補償制御方法及び歪補償増幅装置を提供する。【構成】 ベクトル調整器2,7の最適ベクトル量は、CPU19における最適化処理により求められると同時に、RAM22にその時の温度と入力信号のレベルとに関連づけて記憶され、温度又は入力信号のレベルに変動が生じた場合、その変動した温度又は入力信号のレベルに対応する最適ベクトル量がRAM22に記憶されている時には、当該最適ベクトル量がRAM22から読み出され、CPU19によりベクトル調整器2,7のベクトル量がRAM22から読み出された最適ベクトル量となるように制御されることにより、温度や入力信号のレベル変動に対して応答性よく適切な歪補償がなされることとなる。
請求項(抜粋):
入力信号を電力増幅する増幅手段を有すると共に、前記入力信号のベクトル量を外部入力される制御信号に応じて調整しつつ前記増幅手段を通過した信号と前記増幅手段をバイパスされた信号とから前記増幅手段の出力信号に含まれる歪成分を検出する歪検出手段と、前記歪検出手段により検出された歪成分のベクトル量を外部入力される制御信号に応じて調整しつつ前記増幅手段の出力信号に対して前記歪成分を加算することにより当該出力信号に含まれる歪成分を除去する歪除去手段と、前記歪検出手段及び前記歪除去手段における最適ベクトル量を決定し、前記歪検出手段及び前記歪除去手段に対して制御信号を出力する制御手段とを具備してなる歪補償増幅装置における歪補償制御方法であって、前記制御手段において最適ベクトル量が決定される度毎に、雰囲気温度と入力信号の信号レベルとに関連づけて当該最適ベクトル量を記憶して行き、雰囲気温度又は入力信号の変動が生じた際には、記憶された最適ベクトル量の内、その変動した雰囲気温度及び入力信号に対応した最適ベクトル量が存在する場合には当該最適ベクトル量を前記歪検出手段及び前記歪除去手段におけるベクトル量とすることを特徴とする歪補償制御方法。
IPC (3件):
H03F 1/32 ,  H03F 1/30 ,  H03G 5/16
引用特許:
審査官引用 (5件)
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