特許
J-GLOBAL ID:200903036369642421

周期性信号の適応制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243625
公開番号(公開出願番号):特開平11-085211
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 周期性信号f(n)の角振動数の変動等に対してロバストな周期性信号の適応制御方法を提供すること。【解決手段】 本発明の周期性信号の適応制御方法は、観測点24に影響を及ぼす周期性信号f(n)に対し適応信号y(n)を逆位相で加えることによって、周期性信号f(n)の特定成分の影響を能動的に除去し、誤差信号e(n)を抑制する。本方法は、直交表現の適応信号y(n)を発生させる適応信号発生アルゴリズム11と、適応信号y(n)の両振幅αj (n),βj (n)および角振動数ωj (n)を成分とする適応係数ベクトルW(n)=[・・αj (n)・・,・・βj (n)・・,・・ωj (n)・・]T を適応的に更新する適応係数ベクトル更新アルゴリズム12とを有する。角振動数ωj (n)も推定されるので、周期性信号f(n)の角振動数の変動に対してロバスト性が発揮される。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの角振動数ω*j(1≦j≦J’、jおよびJ’は自然数)の信号成分を含み観測点に影響を及ぼす周期性信号f(n)に対し、該角振動数ω*jのうちJ個の推定値である推定角振動数ωj (n)(1≦j≦J≦J’、Jも自然数)を角振動数とする正弦波信号からなる適応信号y(n)を逆位相で直接または間接的に加えることによって、該周期性信号f(n)の特定成分の該観測点への影響を能動的に除去し、該観測点で検知される誤差信号e(n)を抑制する周期性信号の適応制御方法において、離散時間における時刻nにおいて、前記適応信号y(n)を数1に従って発生させる適応信号発生アルゴリズムと、該適応信号y(n)の両振幅αj (n),βj (n)および角振動数ωj (n)を成分とする適応係数ベクトルW(n)=[・・αj (n)・・,・・βj (n)・・,・・ωj (n)・・]T を、数2に従って更新する適応係数ベクトル更新アルゴリズムとを有し、更新された該適応係数ベクトルW(n)の成分をもって、該適応信号y(n)の各正弦波信号および各余弦波信号の両該振幅αj (n),βj (n)および該角振動数ωj (n)が更新されることを特徴とする、周期性信号の適応制御方法。【数1】【数2】
IPC (4件):
G05B 13/02 ,  F16F 15/02 ,  G05D 19/02 ,  G10K 11/178
FI (4件):
G05B 13/02 S ,  F16F 15/02 A ,  G05D 19/02 D ,  G10K 11/16 H
引用特許:
出願人引用 (3件)

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