特許
J-GLOBAL ID:200903036419514004
偏光板及び表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-387609
公開番号(公開出願番号):特開2005-148519
出願日: 2003年11月18日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 本発明の目的は、低コストでかつ耐久性が向上した偏光板の提供、及び該偏光板を用いた表示装置の提供にある。特に液晶表示装置に適した偏光板、該偏光板によって表示品質が向上した液晶表示装置の提供にある。【解決手段】 表示装置の画像を少なくとも1つ以上の偏光板を介して表示観察する表示装置に用いる偏光板において、該偏光板が偏光子及び少なくとも2枚のフィルムから構成され、フィルムAが偏光子より表示装置に遠い側に存在し、かつフィルムBが偏光子より表示装置に近い側に存在した構成であり、かつ該フィルムが特定の範囲の紫外線吸収剤及び劣化防止剤の量、リターデーション向上剤の量、リターデーション値、フィルム材料のすべて満たすことを特徴とする偏光板。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
表示装置の画像を少なくとも1つ以上の偏光板を介して表示観察する表示装置に用いる偏光板において、該偏光板が偏光子及び少なくとも2枚のフィルムから構成され、フィルムAが偏光子より表示装置に遠い側に存在し、かつフィルムBが偏光子より表示装置に近い側に存在した構成であり、かつ下記関係(1)〜(4)をすべて満たすことを特徴とする偏光板。
(1)式I Wa>Wb≧0
式II 0.1(g/m2)<Wa≦3.0(g/m2)
(式中、WaはフィルムAにおける1m2当たりの紫外線吸収剤及び/または劣化防止剤の量(g/m2)、WbはフィルムBにおける1m2当たりの紫外線吸収剤及び/または劣化防止剤の量(g/m2)を表す。)
(2)式III 0≦Ra<Rb
式IV 0.1(g/m2)<Rb≦3.0(g/m2)
(式中、RaはフィルムAの1m2当たりのリターデーション向上剤量(g/m2)、RbはフィルムBの1m2当たりのリターデーション向上剤量(g/m2)を表す。)
(3)下記式(V)により定義されるフィルムBのRoが20nm以上95nm以下の範囲にあり、かつ下記式(VI)により定義されるフィルムBのRthが70nm以上400nm以下の範囲にある。ここでRo、Rthは590nmのリターデーション値であり23°C、55%RHの環境下の測定値である。
式V Ro=(nx-ny)×d
式VI Rth={(nx+ny)/2-nz}×d
(式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率であり、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率であり、nzはフィルムの厚み方向の屈折率であり、dはフィルムの厚さを表す。)
(4)フィルムA及びフィルムBがセルロースアセテートフィルムである。
IPC (4件):
G02B5/30
, B29C55/02
, G02F1/1335
, G02F1/1337
FI (5件):
G02B5/30
, B29C55/02
, G02F1/1335 510
, G02F1/1337
, G02F1/1337 505
Fターム (38件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BB03
, 2H049BB13
, 2H049BB19
, 2H049BB33
, 2H049BB62
, 2H049BC01
, 2H049BC03
, 2H049BC14
, 2H049BC22
, 2H090JD03
, 2H090LA06
, 2H090LA09
, 2H090MA01
, 2H090MA15
, 2H091FA08
, 2H091FA11
, 2H091FB02
, 2H091FB12
, 2H091FC07
, 2H091FD08
, 2H091FD10
, 2H091GA06
, 2H091KA02
, 2H091LA03
, 4F210AA01
, 4F210AB01
, 4F210AB14
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QD01
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QW17
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
液晶表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-016669
出願人:富士通株式会社
審査官引用 (2件)
前のページに戻る