特許
J-GLOBAL ID:200903036431374129

リチウムイオン電池内のコバルト回収方法およびコバルト回収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-382372
公開番号(公開出願番号):特開2004-214025
出願日: 2002年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】廃リチウムイオン電池、製造不良電池、および正極不良品からコバルトを高い回収率で効率よく回収することができ、さらに、コバルト回収作業の安全性を高めたリチウムイオン電池内のコバルト回収方法およびコバルト回収システムを提供すること。【解決手段】正極不良品からコバルトを溶媒抽出する一方、正極不良品から得られた抽出残渣と廃リチウムイオン電池および製造不良電池から得られた磁着物からコバルトを抽出する工程(ステップS100)と、このコバルト抽出液に含有される不純物を除去し、コバルト清浄液を得る工程(ステップS200)と、このコバルト清浄液から水酸化コバルトケーキを生成させる工程(ステップS300)と、この水酸化コバルトケーキを電解質としたコバルトの電解液を電気分解し、金属コバルトを析出させる工程(ステップS400)とを含む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
焼成処理後の破砕処理によって得られるリチウムイオン電池の破砕粉末を所定粒度以下に篩い分けた後、該破砕粉末を磁着物および非磁着物に磁力選別する磁選工程と、 リチウムイオン電池を構成する正極板に含まれるコバルトを第1の酸性溶媒下で抽出分離する第1の抽出工程と、 前記磁選工程によって選別された磁着物に含まれるコバルトおよび前記第1の酸性溶媒中に浮遊または沈殿する抽出残渣に含まれるコバルトを第2の酸性溶媒下で抽出分離する第2の抽出工程と、 を含んだことを特徴とするリチウムイオン電池内のコバルト回収方法。
IPC (1件):
H01M10/54
FI (1件):
H01M10/54
Fターム (7件):
5H031AA08 ,  5H031BB01 ,  5H031BB02 ,  5H031BB03 ,  5H031EE03 ,  5H031RR02 ,  5H031RR07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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