特許
J-GLOBAL ID:200903036484433577

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-007206
公開番号(公開出願番号):特開平9-195728
出願日: 1996年01月19日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 製造上のばらつき等に影響されず内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方のバルブタイミングを正確に制御すること。【解決手段】 駆動軸であるクランクシャフトと従動軸であるカムシャフトとの相対回転角VTが変化し、その目標相対回転角VTTに対し所定角度幅に設定された上側基準値及び下側基準値を両方共に連続して横切ったときには、ハンチング状態検出の演算タイミング(時刻t0 〜t9 )に対応して、ハンチング状態であるかを判定するためのカウンタCDNEがカウントアップされる(時刻t2,t4,t6 )。このカウンタCDNEが所定値以上となりハンチング状態であると判定されたときには、例えば、相対回転角制御におけるフィードバックゲインが小さく設定されることで相対回転角VTを目標相対回転角VTTに早めに落ちつかせることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方を所定角度範囲内で相対回転自在なバルブタイミング制御機構と、前記駆動軸の回転角を検出する駆動軸回転角検出手段と、前記従動軸の回転角を検出する従動軸回転角検出手段と、前記駆動軸回転角検出手段で検出された前記駆動軸の回転角と前記従動軸回転角検出手段で検出された前記従動軸の回転角との位相差である相対回転角を算出する相対回転角演算手段と、前記内燃機関の運転状態に基づき前記駆動軸の回転角と前記従動軸の回転角との目標とする位相差である目標相対回転角を算出する目標相対回転角演算手段と、前記相対回転角演算手段で算出された前記相対回転角と前記目標相対回転角演算手段で算出された前記目標相対回転角との偏差に応じて前記バルブタイミング制御機構により前記駆動軸または前記従動軸を相対回転する相対回転角制御手段と、前記目標相対回転角演算手段で算出された前記目標相対回転角に対する所定角度幅の基準値を設定する基準値設定手段と、前記相対回転角制御手段で前記駆動軸または前記従動軸が相対回転され前記基準値設定手段で設定された前記基準値の上限値及び下限値を両方共に連続して所定期間内に所定回数以上横切ったときにハンチング状態であると判定するハンチング状態判定手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 330
FI (4件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 13/02 G ,  F02D 45/00 330
引用特許:
審査官引用 (5件)
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