特許
J-GLOBAL ID:200903036497475538

既存建築物の制振補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192403
公開番号(公開出願番号):特開平10-037481
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 既存不適格建築物の耐震性を向上させるために好適な制振補強構造を提供する。【解決手段】 既存建築物の柱1と梁2とにより形成されているフレーム3の内側に、柱に添う左右一対の縦枠部材7a,7bと梁に添う上下一対の横枠部材8a,8bとによりなる鋼製の枠体4をファスナ9を介して連結固定する。枠体の内側に一方の側がいずれか一方の横枠部材8bに固定され他方の側が他方の横枠部材8aに対して相対変位可能な状態で連結部材を設け、その連結部材と少なくともいずれか一方の縦枠部材7bとの間に振動エネルギを吸収する減衰装置6を設ける。連結部材としては、プレキャストコンクリート製の耐震壁5や鋼製のブレースあるいは鋼製の曲げ柱を用いる。
請求項(抜粋):
既存建築物の柱と梁とにより形成されているフレームの内側に、前記柱に添う左右一対の縦枠部材と前記梁に添う上下一対の横枠部材とによりなる鋼製の枠体を配置して該枠体を前記フレームに対してファスナを介して連結固定し、前記枠体の内側に、一方の側がいずれか一方の横枠部材に固定され他方の側が他方の横枠部材に対して相対変位可能な状態で連結部材を設け、該連結部材の他方の側と少なくともいずれか一方の縦枠部材との間に、前記上下の梁とともに前記上下の横枠部材が層間変位を生じた際に作動してその振動エネルギを吸収する減衰装置を前記他方の横枠部材に添わせて介装せしめてなることを特徴とする既存建築物の制振補強構造。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 321
FI (3件):
E04G 23/02 E ,  E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 321 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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