特許
J-GLOBAL ID:200903036535977615

構造物の免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-346926
公開番号(公開出願番号):特開2000-170193
出願日: 1998年12月07日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【目的】周辺地盤の緩みによる地盤沈下等を未然に防止しつつ、緩衝領域による地震時エネルギーの吸収作用を長期間維持する。【構成】本発明に係る構造物の免震構造は、構造物1の地下埋設部分2と周辺地盤3との間に動土圧緩衝領域4を設けてあり、該動土圧緩衝領域は、多数の緩衝体5を構造物1の周囲を取り囲むように配置して形成してある。緩衝体5は、粒体である砂と液体である水とからなる混合物を不透水性でほぼ円筒状をなす袋体内に緩い飽和砂として封入してなり、かかる緩衝体5で形成された動土圧緩衝領域4は、静的水平力作用時には砂同士の摩擦抵抗によってせん断剛性が発生するとともに、動的水平力作用時には間隙水圧の上昇によってせん断剛性が低下するようになっている。
請求項(抜粋):
構造物の地下埋設部分と周辺地盤との間に粒体と液体との混合物からなる動土圧緩衝領域を設けてなり、該動土圧緩衝領域を、静的水平力作用時には前記粒体同士の摩擦抵抗によるせん断剛性が発生するように構成するとともに、動的水平力作用時には前記液体の間隙液圧上昇によって前記せん断剛性が低下するように構成したことを特徴とする構造物の免震構造。
IPC (2件):
E02D 31/08 ,  E02D 27/34
FI (2件):
E02D 31/08 ,  E02D 27/34 B
Fターム (2件):
2D046DA12 ,  2D046DA15
引用特許:
審査官引用 (3件)

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