特許
J-GLOBAL ID:200903036583385436

鋳包み鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-221261
公開番号(公開出願番号):特開2003-033857
出願日: 2001年07月23日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】【解決手段】 アルミニウム基複合材製の鋳包み材を金型のキャビティにセットする鋳包み材セット工程と、金型にマグネシウムを供給し、マグネシウムで鋳包み材の溶湯の接触面を被覆するマグネシウム被覆工程と、金型内に窒素ガスを供給し、窒素ガスと被覆したマグネシウムとを反応させて窒化マグネシウムを形成する窒化マグネシウム形成工程と、窒化後に金型内にアルミニウム合金の溶湯を注湯し、アルミニウム基複合材製の鋳包み材を鋳包む鋳包み工程と、からなる鋳包み鋳造方法。【効果】 マグネシウムで鋳包み材の溶湯の接触面を被覆し、被覆したマグネシウムと窒素ガスを反応させて窒化マグネシウムを形成する。窒化マグネシウムで鋳包み材および溶湯の表面の酸化膜を還元し、濡れ性をよくすることができる。従って、鋳包み材とアルミニウム合金との結合性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
アルミニウム合金製またはアルミニウム基複合材製の鋳包み材を金型のキャビティにセットする鋳包み材セット工程と、前記鋳包み材をセットした前記金型にマグネシウムを供給し、このマグネシウムで鋳包み材の溶湯の接触面を被覆するマグネシウム被覆工程と、次にこの金型内に窒素ガスを供給し、この窒素ガスと前記被覆したマグネシウムとを反応させて窒化マグネシウムを形成する窒化マグネシウム形成工程と、窒化後に前記金型内にアルミニウム合金の溶湯を注湯し、前記アルミニウム合金製またはアルミニウム基複合材製の鋳包み材をアルミニウム合金により鋳包む鋳包み工程と、からなることを特徴とする鋳包み鋳造方法。
IPC (2件):
B22D 19/00 ,  B22D 19/08
FI (2件):
B22D 19/00 G ,  B22D 19/08 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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