特許
J-GLOBAL ID:200903036700774775
木造軸組の接合構造及び木造軸組用の接合金具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325732
公開番号(公開出願番号):特開平10-169014
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 柱その他の縦構造材と梁、胴差しなどの横構造材との軸組作業の施工性を向上し、尚且つ木造軸組の接合強度の向上を図る技術の提供。【解決手段】 一対の差し込みプレート2を連結プレート3により向かい合わせて連結し、且つ連結プレート3の先端面6が縦構造材側差込み部4と横構造材側差込み部5との境界線上に位置するようにした接合金具1を用い、縦構造材20に形成した受け溝21に差込みプレート2の縦構造材側差込み部4を差し込ませると共に、連結プレート3の先端面6を縦構造材20に当接させる状態で第1の係止部9をピン部材22に係止させ、また、横構造材24の受け溝21に差込みプレート2の横構造材側差込み部5を差し込ませると共に、連結プレート3で横構造材24の下端面を支持させる状態で第2の係止部15をピン部材22に係止させて接合金具1を介した縦構造材と横構造材との接合構造とする。
請求項(抜粋):
縦構造材と横構造材とを接合金具を介して接合する木造軸組の接合構造において、接合金具として、第1の係止部を有する縦構造材側差込み部と第2の係止部を有する横構造材側差込み部とに区画された差し込みプレートを連結プレートにより向かい合わせて連結し、且つ連結プレートの先端面が前記縦構造材側差込み部と横構造材側差込み部との境界線上に位置するようにした接合金具を用いるものとし、前記縦構造材に縦構造材側差込み部を差し込み可能とする受け溝を形成すると共にこの受け溝に対して直交形成した貫通孔へピン部材を挿通し、また、前記横構造材に横構造材側差込み部を差し込み可能とする受け溝を形成すると共にこの受け溝に対して直交形成した貫通孔へピン部材を挿通し、そして縦構造材の受け溝に差込みプレートの縦構造材側差込み部を差し込ませると共に、連結プレートの先端面を縦構造材に当接させる状態で第1の係止部をピン部材に係止させ、また、横構造材の受け溝に差込みプレートの横構造材側差込み部を差し込ませると共に、連結プレートで横構造材の下端面を支持させる状態で第2の係止部をピン部材に係止させることで接合金具を介した縦構造材と横構造材との接合をなすようにしたことを特徴とする木造軸組の接合構造。
IPC (2件):
E04B 1/26
, E04B 1/58 505
FI (2件):
E04B 1/26 G
, E04B 1/58 505 L
引用特許:
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