特許
J-GLOBAL ID:200903036829611333

レーザドップラ振動計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 克志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-300967
公開番号(公開出願番号):特開2005-069916
出願日: 2003年08月26日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】回転体の振動、変位を精度よく測定する。【解決手段】速度信号a1+a2を積分して得られる変位Pから、その1回転周期前の時点の変位Pとの差分Dを、レーザビームの光軸と回転体の回転軸との位置ずれや散乱光によって生じる速度成分a2により1回転周期期間中に生じた見かけの変位b2として求める。そして、差分Dからレーザビームの光軸と回転体の回転軸との位置ずれや散乱光によって各時点における見かけの変位b2の推定値Eを算定し、変位Pから、この推定値Eを減算した値を、速度信号に速度成分a1を与える測定物100の真の変位b1を表す値Rとして算出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転体に当該回転体の回転軸と垂直な方向よりレーザビームを照射し、入射される反射ビームに生じたドップラシフト量より求まる速度信号を積分して求まる変位信号に基づいて、当該回転体の回転軸と垂直な方向の振動を測定するレーザドップラ振動計であって、 前記回転体の回転周期を検出する回転周期検出手段と、 前記回転体の1回転周期期間分の前記変位信号の変化量を見かけ変位量単位として算出する見かけ変位量単位算出手段と、 前記変位信号が表す変位量のうちの、前記速度信号に含まれる前記回転体表面の回転軸と垂直な測定対象方向の変位によらない速度成分に起因する成分である見かけ変位量を、前記見かけ変位量単位が1回転周期分の前記見かけ変位量の総和であるとして推定する見かけ変位量推定手段と、 前記変位信号が表す変位量から、前記見かけ変位量を減算して、前記回転体の変位量とする変位算出手段とを有することを特徴とするレーザドップラ振動計。
IPC (2件):
G01H9/00 ,  G01S17/88
FI (2件):
G01H9/00 C ,  G01S17/88 B
Fターム (16件):
2G064BA02 ,  2G064BA12 ,  2G064BC05 ,  2G064BC06 ,  2G064BC14 ,  2G064BC15 ,  2G064BC22 ,  2G064BC32 ,  2G064CC29 ,  5J084AA06 ,  5J084AB20 ,  5J084AD04 ,  5J084BA03 ,  5J084BA45 ,  5J084BB30 ,  5J084CA08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • レーザドップラ振動計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-263491   出願人:三菱電機株式会社, 東京電力株式会社
  • 特開平4-54192号公報

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