特許
J-GLOBAL ID:200903036851992553

物体認識システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043930
公開番号(公開出願番号):特開平9-237343
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 複雑な画像中から安定にかつ精度良く対象物体を検出可能とする物体認識システムを提供する。【解決手段】 物体学習装置1が、登録物体の画像から色等の属性特徴を属性特徴作成部5で作成し、直交展開係数等の形状特徴を形状特徴抽出装置6で抽出する。物体検出装置2は、入力画像中に設定した注目領域を粗く走査しながら、属性距離測定装置10で注目領域の属性特徴と上記登録物体の属性特徴の距離を計算し、その値から対象物体の候補位置を推定する。続いて、候補位置付近を詳細に走査しながら、形状距離測定装置13で注目領域の形状特徴と上記登録物体の形状特徴の距離を計算し、その値から対象物体の位置を判定する。即ち、低精度だが安定な属性特徴を用いる手法と、高精度だが雑音や変形等に弱い形状特徴を用いる手法を組み合わせ、安定で、高精度に対象物体を検索可能とする。
請求項(抜粋):
複数の物体を含む入力画像中から、登録してある物体の位置を探し出す物体認識システムにおいて、物体学習装置と物体検出装置とを具備し、前記物体学習装置は、登録した物体の画像から属性特徴および形状特徴を予め計算する手段を備え、前記物体検出装置は、入力画像中の適当な位置に注目領域を設定し該注目領域内の局所的な属性特徴を抽出する手段と、前記抽出された局所的な属性特徴と前記物体学習装置にて予め計算された登録した物体に対する属性特徴との距離を計算する手段と、前記注目領域を入力画像全体に粗に走査させながら得られる前記計算された距離の値により物体の候補位置を推定する手段と、前記推定された候補位置で改めて注目領域を設定し該注目領域内の部分画像に対して形状特徴を計算する手段と、前記改めて設定された注目領域内の部分画像に対する形状特徴と前記物体学習装置にて予め登録した物体に対する形状特徴との距離を計算する手段と、前記改めて設定された注目領域を前記候補位置の近傍で詳細に走査させながら得られる前記計算された距離の値により物体の正確な位置を判定する手段と、を備えることを特徴とする物体認識システム。
FI (3件):
G06F 15/70 330 Q ,  G06F 15/70 460 A ,  G06F 15/70 465 A

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