特許
J-GLOBAL ID:200903036860856042
経皮投与装置及びその制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-227377
公開番号(公開出願番号):特開2007-037868
出願日: 2005年08月05日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】薬剤の皮内への移行速度、移行量を増大させる経皮投薬装置の提供。【解決手段】作用側構造体A1は、電源Cのプラス極に接続された電極部材11、当該電極部材11と接触を保つ電解液を保持する電解液保持部12、当該電解液保持部12の前面側(皮膚側)に配置されたアニオン交換膜13A及びカチオン交換膜13Cからなるバイポーラ膜13を備え、容器14に収容されている。非作用側構造体Bは、電源Cのマイナス極に接続された電極部材21、当該電極部材21と接触を保つ電解液を保持する電解液保持部22を備え、容器24に収容されている。バイポーラ膜13内での水の電気分解により生じるH+イオンがバイポーラ膜13の前面側に供給され、これがプラス電圧V1の作用により皮膚S内に移行するために皮膚SのpH値が低下し、薬剤液層15中における薬剤分子だけでなく、マイナスのイオンである薬剤イオンも皮膚S内に移行が可能となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1導電型の電圧が印加される電極と、
前記電極からの通電を受ける電解液を保持する電解液保持部と、
前記電解液保持部の前面側に配置されるバイポーラ膜であって、第1導電型のイオンを選択的に通過させる第1イオン交換膜と第2導電型のイオンを選択的に通過させる第2イオン交換膜とから構成されるバイポーラ膜とを備えることを特徴とする経皮投薬装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許: