特許
J-GLOBAL ID:200903036868604786

ヒト血清培地を用いるヒト骨髄由来間葉系幹細胞培養法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-241741
公開番号(公開出願番号):特開2006-055106
出願日: 2004年08月23日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】ヒトに移植するための間葉系幹細胞を、ヒト骨髄液から安全且つ効率的に培養する方法を提供する。【解決手段】ヒト骨髄液を採取し、骨髄由来の間葉系幹細胞を培養して、ヒトに移植するためのヒト間葉系幹細胞を調製する方法であって、以下の工程を含むことを特徴とする方法:(i) 採取した骨髄液の分量に対して、濃度5〜15U/mL程度のヘパリン/緩衝液を80〜120%v/v添加する工程、(ii) 工程(i)で得られたヘパリン/緩衝液を添加した骨髄液を、ヒト血清を10〜20%v/v含むα-MEM培地で培養し、該培養中に少なくとも2回培地交換することにより培養液中に浮遊する血球成分を取り除く工程、および(iii) 細胞解離剤を用いて間葉系幹細胞を主とする細胞群を培養容器から選択的に剥離し、剥離された細胞群から間葉系幹細胞以外の接着細胞を分離し、別の容器で選択的に間葉系幹細胞を培養する工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ヒト骨髄液を採取し、骨髄由来の間葉系幹細胞を培養して、ヒトに移植するためのヒト間葉系幹細胞を調製する方法であって、以下の工程を含むことを特徴とする方法: (i) 採取した骨髄液の分量に対して、濃度5〜15U/mL程度のヘパリン/緩衝液を 80〜120%v/v添加する工程、 (ii) 工程(i)で得られたヘパリン/緩衝液を添加した骨髄液を、ヒト血清を10〜20 %v/v含むα-MEM培地で培養し、該培養中に少なくとも2回培地交換することにより培養液中に浮遊する血球成分を取り除く工程、および (iii) 細胞解離剤を用いて間葉系幹細胞を主とする細胞群を培養容器から選択的に剥離 し、剥離された細胞群から間葉系幹細胞以外の接着細胞を分離し、別の容器で選択的に間葉系幹細胞を培養する工程。
IPC (9件):
C12N 5/06 ,  A61K 35/16 ,  A61K 35/28 ,  A61L 27/00 ,  A61P 3/10 ,  A61P 7/02 ,  A61P 9/04 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/14
FI (11件):
C12N5/00 E ,  A61K35/16 ,  A61K35/28 ,  A61L27/00 J ,  A61L27/00 V ,  A61P3/10 ,  A61P7/02 ,  A61P9/04 ,  A61P9/10 ,  A61P9/10 101 ,  A61P9/14
Fターム (47件):
4B065AA93X ,  4B065BB02 ,  4B065BB03 ,  4B065BB08 ,  4B065BB11 ,  4B065BB12 ,  4B065BB13 ,  4B065BB14 ,  4B065BB15 ,  4B065BB20 ,  4B065BB25 ,  4B065BC11 ,  4B065BC13 ,  4B065BC42 ,  4B065BD38 ,  4B065BD45 ,  4B065CA44 ,  4C081AB04 ,  4C081AB11 ,  4C081BA12 ,  4C081BA14 ,  4C081CD062 ,  4C081CD34 ,  4C081CF011 ,  4C081CF021 ,  4C081CF031 ,  4C081CF061 ,  4C081CF151 ,  4C081CF26 ,  4C081CG02 ,  4C081DA01 ,  4C081DB03 ,  4C081EA06 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB35 ,  4C087BB44 ,  4C087BB64 ,  4C087MA67 ,  4C087NA06 ,  4C087NA07 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZA44 ,  4C087ZA45 ,  4C087ZA54 ,  4C087ZC35
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)
引用文献:
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