特許
J-GLOBAL ID:200903036920118232
能動制御型制震構造物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168567
公開番号(公開出願番号):特開平11-013304
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 低層階に設置した制震装置により効率的な制震を可能とするとともに、万が一の場合にもフェールセーフ機構により構造物の安全性を維持することのできる能動制御型制震構造物を提供する。【解決手段】 建物の1階部分の柱梁架構31a内に、耐震要素としての逆V字形のブレース35を設け、その上部を制震装置1を介して2階床部分と接続する。1階の柱梁架構31aの水平剛性を、2階より上の層の柱梁架構31の水平剛性の値に対して、例えば1/4程度の小さい値に設計する。制震装置1をロックさせた状態について、通常の耐震設計法で設計する。地震や風等の外乱に対し、制震装置1が正常に働いている状態では、1階部分の柱梁架構31aの水平剛性を小さく設定したことで、大きな制震効果が得られる。万が一の故障等に対しては、断電により制震装置1がロック状態となり、最低限の耐震効果により建物の安全性を維持する。
請求項(抜粋):
構造物の低層部分に設けた耐震要素と上層部分とを制震装置で連結し、前記制震装置をロックさせた状態について耐震設計した構造物架構に対し、地震や風等の外乱による構造物の応答に応じて前記制震装置による連結状態を制御するための制御手段を設けてあることを特徴とする能動制御型制震構造物。
IPC (3件):
E04H 9/02 301
, E04H 9/02 351
, F16F 15/02
FI (3件):
E04H 9/02 301
, E04H 9/02 351
, F16F 15/02 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-272371
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制震構造物用ハイブリッド可変減衰装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-227195
出願人:鹿島建設株式会社, 川崎重工業株式会社
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特開昭63-089743
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