特許
J-GLOBAL ID:200903036927358999

カテ-テル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-229333
公開番号(公開出願番号):特開2000-102621
出願日: 1999年08月13日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 2方向に操作可能なカテーテルを提供する。【解決手段】 細長い管状のカテーテル本体部と、当該カテーテル本体部の先端部に配置されるカテーテル先端部と、カテーテル本体部の基端部に配置される制御ハンドルとから成る2方向電極カテーテル。上記カテーテル先端部は概ね直径方向に対向する2対の軸ずれ内孔部を備えている。2対の引張りワイヤが制御ハンドルからカテーテル本体部を経てカテーテル先端部における2対の軸ずれ内孔部の中に延在しており、これらのワイヤはカテーテル先端部の長さ方向に沿う異なる位置において当該カテーテル先端部の中に係留されている。圧縮コイルがカテーテル本体部の中に延在して各引張りワイヤを囲んでいる。これらの圧縮コイルの基端部において、各引張りワイヤは制御ハンドルの中の可動ピストンにそれぞれ取り付けられている。各ピストンは当該ピストンに固定した摺動可能なボタンを介してオペレータにより制御される。すなわち、選択したボタンを移動することにより、カテーテル先端部がほぼ平面状の「U」または「S」字形状の曲線状に偏向する。
請求項(抜粋):
基端部および先端部とこれらを貫通する少なくとも1個の内孔部を有する細長いカテーテル本体部と、前記カテーテル本体部の先端部に配置されて、基端部および先端部と少なくとも2個の直径方向に対向する軸ずれ内孔部を有するカテーテル先端部と、前記カテーテル本体部の基端部に配置されて、第1の位置および第2の位置の間で移動可能な少なくとも4個の可動部材を備える制御ハンドルと、2対の引張りワイヤとから成り、当該引張りワイヤの各対が互いに付随する長い方および短い方の引張りワイヤにより構成されており、各引張りワイヤが基端部および先端部を有していて、当該各引張りワイヤの基端部が前記制御ハンドルにおいて付随する可動部材に接続しており、引張りワイヤの各対が前記カテーテル本体部の内孔部を貫通していて、各短い方のワイヤが前記カテーテル先端部における直径方向に対向する軸ずれ内孔部の別別の1個の基端部の中に延在して、各引張りワイヤ対におけるこの短い方の引張りワイヤの先端部がカテーテル先端部の長さ方向に沿う一定の位置におけるカテーテル先端部に係留されており、各長い方のワイヤが少なくとも前記第1の位置よりも先端側のカテーテル先端部における部分の中に延在して、各引張りワイヤ対におけるこの長い方の引張りワイヤの先端部がその付随する短い方の引張りワイヤの係留位置よりも先端側の一定の位置におけるカテーテル先端部に係留されており、さらに、前記カテーテル本体部の中に延在して前記各引張りワイヤを囲むように構成されている圧縮コイルから成り、各圧縮コイルが基端部および先端部を有しており、各圧縮コイルの基端部が前記カテーテル本体部の基端部に固定されており、前記各引張りワイヤの対における短い方の引張りワイヤを囲んでいる圧縮コイルの先端部がカテーテル本体部か当該圧縮コイルが囲んでいる短い方の引張りワイヤの係留位置よりも基端側の一定の位置におけるカテーテル先端部のいずれか一方に固定されており、前記各引張りワイヤの対における長い方の引張りワイヤを囲んでいる圧縮コイルの先端部が、当該圧縮コイルが囲んでいる長い方の引張りワイヤの係留位置よりも基端側の一定の位置におけるカテーテル先端部に固定されており、前記可動部材がその第1の位置からその第2の位置に移動することによって、当該可動部材に付随する引張りワイヤがカテーテル本体部に対して基端側に移動することを特徴とする2方向に操作可能なカテーテル。
IPC (4件):
A61M 25/01 ,  A61B 18/14 ,  A61M 25/00 314 ,  A61M 25/00 405
FI (4件):
A61M 25/00 309 B ,  A61M 25/00 314 ,  A61M 25/00 405 B ,  A61B 17/39 317
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 二段湾曲内視鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-265201   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 湾曲可撓管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-265135   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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