特許
J-GLOBAL ID:200903036963140037

マイクロプレートの密封方法およびマイクロプレートの自動密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190884
公開番号(公開出願番号):特開2000-335509
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 検体となる液状試料を分注した多数の小穴室が多数配列されているマイクロプレートの全ての各小穴室の開口を密閉フィルムで極めて短時間に確実にに密封すると共に、密閉フィルムの周縁がマイクロプレートの周縁からはみ出さないようにしてマイクロプレートの積み重ねやロボット操作の際の障害を除く。【解決手段】 マイクロプレートの幅と同等幅の長尺の熱接着フィルムから、マイクロプレートの長さと同等の長さの熱接着フィルム片をマイクロプレートの送り込みと同期させて切り出し、この熱接着フィルム片の送り出し先端縁を送り出されるマイクロプレートの前縁に加熱接着して両者の位置関係を仮固定し、次いでマイクロプレートの各小穴室の開口を覆った状態でマイクロプレートと共に送られてきた熱接着フィルム片の全面を一挙に加熱プレスで加圧加熱して熱接着フィルム片を各小穴室の開口縁に接着して各小穴室を一挙に密封する。
請求項(抜粋):
【請求項 1】 上面が開口した多数の小穴室を配列形成したマイクロプレートの前進送りと、そのマイクロプレートの幅を超えないでその幅と同等の幅の長尺の熱接着フィルムの供給送り出しを同期制御し、前記熱接着フィルムの送り出し先端縁を前記前進送りされるマイクロプレートの前縁上に置いた状態で、前記熱接着フィルムの先端縁を加熱して前記マイクロプレートの前縁に位置決め仮固定すると共に、この送り出し熱接着フィルムを前記マイクロプレートの長さを超えなでその長さと同等の長さに切断して熱接着フィルム片として切り出し、次いでこの熱接着フィルム片と共に前記マイクロプレートを先に送りながらこの熱接着フィルム片で前記マイクロプレートの上面の開口を覆い、この状態で前記熱接着フィルム片の全面を一挙に加圧加熱し前記熱接着フィルム片を前記各小穴室の開口縁に接着して各小穴室を一挙に密閉することを特徴とするマイクロプレートの密封方法。【請求項 2】 上面が開口した多数の小穴室を配列形成したマイクロプレートを着脱自在に載置してそのマイクロプレートを前進送りおよび戻し送りするマイクロプレート搬送部と、そのマイクロプレートの幅を超えないでその幅と同等の幅の長尺のロール・タイプの熱接着フィルムを保持するフィルム保持部と、この熱接着フィルムの先端縁を引き出して送り出すフィルム供給部と、前記熱接着フィルムの送り出し先端縁を前記前進送りされたマイクロプレートの前縁上に置いて加熱し前記マイクロプレートの前縁に仮固定する部分ヒータ部と、前記長尺の熱接着フィルムから前記マイクロプレートの長さを超えないでその長さと同等の長さの熱接着フィルム片を切り出すカッター部と、前記前進送りされたマイクロプレートの上面に配列した小穴室の開口を覆った熱接着フィルム片の全面を一挙に加圧加熱して前記熱接着フィルム片を前記各小穴室の開口縁に接着する加熱プレス部と、前記マイクロプレートの前進送りと前記長尺の熱接着フィルムの供給送り出しおよび切断のタイミングを同期制御する制御・駆動部を備えたことを特徴とするマイクロプレートの自動密封装置。
Fターム (10件):
3E049AA02 ,  3E049AB03 ,  3E049BA04 ,  3E049CA10 ,  3E049DB01 ,  3E049EA01 ,  3E049EA03 ,  3E049EB03 ,  3E049EC02 ,  3E049FA06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 容器を密封する装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-148895   出願人:ベックマン・コールター・インコーポレーテッド
  • 特公昭48-016235

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