特許
J-GLOBAL ID:200903037014634483

拡声通話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-164640
公開番号(公開出願番号):特開平8-335976
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 回線との接続状態による回線結合量と,設置環境や使用状況による音響結合量とに対応させて送話信号および受話信号の減衰量を適正にかつ容易に設定でき,自然性が損なわれることがない安定した通話を行うことが可能な拡声通話装置を提供する。【構成】 制御部21の命令により,信号発生器33から送話信号経路9へ,信号発生器31から受話信号経路15へと結合量を測定するための信号(例えば白色雑音)が出力され,音響結合量測定器35,回線結合量測定器37がこの信号の受話側と送話側との検出レベル差に基づいてそれぞれ音響結合量,回線結合量を算出し,この算出結果に基づいて制御部21が送話信号可変減衰器13,受話信号可変減衰器19の減衰量の和を設定する。
請求項(抜粋):
マイクロホンから入力された送話信号を送話信号経路を経て回線部へ伝えると共に,上記回線部から出力された受話信号を受話信号経路を経てスピーカに出力する拡声通話装置であって,前記マイクロホンから前記送話信号経路へ入力された送話信号を減衰させる送話信号可変減衰器と,前記回線部から前記受話信号経路へ入力された受話信号を減衰させる受話信号可変減衰器と,前記送話信号可変減衰器と前記受話信号可変減衰器とを両者の相補的関係を維持させつつ制御する制御手段とを備えた拡声通話装置において,前記送話信号経路から前記回線部を経て前記受話信号経路に至る回線結合量を測定する回線結合量測定手段と,前記スピーカ及びマイクロホンの設置された環境におけるスピーカからマイクロホンに至る音響結合量を測定する音響結合量測定手段と,前記回線結合量測定手段の測定出力と前記音響結合量測定手段の測定出力とに基づいて,前記送話信号可変減衰器の減衰量と前記受話信号可変減衰器の減衰量との和を設定し,該設定値を通話が開始されていない時点で前記制御手段に送るゲイン設定手段とを備えたことを特徴とする拡声通話装置。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/20
FI (2件):
H04M 1/60 D ,  H04B 3/20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-264548
  • 特開平2-260855
  • 特開平4-354449
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