特許
J-GLOBAL ID:200903037046540103

耐摩耗性を改良し静摩擦を低減した表面硬化ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  永坂 友康 ,  亀松 宏 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-500744
公開番号(公開出願番号):特表2006-516677
出願日: 2004年01月12日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
本発明は、PVD法を用い、表面硬化処理と兼用の処理により、窒化チタンまたはダイヤモンド状カーボンDLCから実質的に成る低静摩擦かつ耐摩耗性の被膜をステンレス鋼の表面に付与する技術に関する。単一の処理により非常に硬質かつ耐摩耗性の表面に低静摩擦性が付与される。ワークピースが寸法変化しないので、カムフォロワ、シリンダチューブ、ショックアブソーバ用ピストンロッド等としての使用に適している。用いるステンレス鋼の組成(wt%)は、炭素約0.1以下、窒素約0.1以下、銅約0.5〜約4、クロム約10〜約14、モリブデン約0.5〜約6、ニッケル約7〜約11、コバルト0〜約9、タンタル約0.1以下、ニオブ約0.1以下、バナジウム約0.1以下、タングステン約0.1以下、アルミニウム約0.05以下、チタン約0.4〜約1.4、シリコン約0.7以下、マンガン約1.0以下、残部鉄と通常の製鋼添加物/不純物である。
請求項(抜粋):
下記組成(wt%): 炭素 :約0.1以下、 窒素 :約0.1以下、 銅 :約0.5〜約4、 クロム :約10〜約14、 モリブデン :0.5〜約6、 ニッケル :約7〜約11、 コバルト :0〜約9、 タンタル :約0.1以下、 ニオブ :約0.1以下、 バナジウム :約0.1以下、 タングステン:約0.1以下、 アルミニウム:約0.05〜0.6、 チタン :約0.4〜約1.4、 シリコン :0.7以下、 マンガン :1.0以下、 鉄 :残部、 および通常の製鋼添加物および不純物を有し表面硬化層を備えたステンレス鋼の使用において、 上記表面硬化と同じ処理で低静摩擦かつ耐摩耗性の被膜を付与して使用することを特徴とするステンレス鋼の使用。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/52 ,  C23C 14/06
FI (3件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/52 ,  C23C14/06 F
Fターム (8件):
4K029AA02 ,  4K029BA34 ,  4K029BA60 ,  4K029BC02 ,  4K029BD03 ,  4K029CA03 ,  4K029CA05 ,  4K029FA05
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る