特許
J-GLOBAL ID:200903037090399906

ニトリラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子DNAを含有する形質転換体による有機酸の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306663
公開番号(公開出願番号):特開平6-153968
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 ニトリラーゼの作用を基に各種のアミドやカルボン酸を工業的に効率良く生産し得る微生物を用いた生産方法の提供。【構成】 すなわち本発明は、特定のアミノ酸配列、又は塩基配列を有し、ニトリラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子DNA をベクターに組み込んだ組み換え体DNA で形質転換された形質転換体を培地に培養し、これにより得られるニトリラーゼの作用により、特定のニトリル基を有する化合物を加水分解し、特定のカルボン酸と等モルのアンモニアに転換することを特徴とする有機酸の製造法。
請求項(抜粋):
図2で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列を有し、ニトリラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子DNA をベクターに組み込んだ組み換え体DNA で形質転換された形質転換体を培地に培養し、これにより得られるニトリラーゼの作用により、一般式(1)【化1】〔式中、R1は置換又は無置換のフェニル基、ナフチル基、インドール基、チオフェン基、ピリジル基、若しくはシクロヘキセニル基を表し、R2は水素若しくはヒドロキシル基を表す。〕で示される化合物のニトリル基を加水分解し、一般式(2)【化2】〔式中、R1は置換又は無置換のフェニル基、ナフチル基、インドール基、チオフェン基、ピリジル基、若しくはシクロヘキセニル基を表し、R2は水素若しくはヒドロキシル基を表す。〕で示されるカルボン酸と等モルのアンモニアに転換することを特徴とする有機酸の製造法。
IPC (4件):
C12P 7/40 ,  C12P 7/42 ,  C12P 11/00 ,  C12R 1:05
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-251192

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