特許
J-GLOBAL ID:200903037092026970
バルブユニット及び液体噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-197263
公開番号(公開出願番号):特開2008-023789
出願日: 2006年07月19日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】製造工程を簡略化できると共に、複数の圧力室内における流動圧調整機能のばらつきを抑制することができるバルブユニット及び液体噴射装置を提供する。【解決手段】バルブユニット19は、2つの液体供給路の途中に設けられてインクを流入させる流入口39a及びインクを流出させる流出口39bを有する隣り合う2つの圧力室39と、各圧力室39の壁面の一部を構成し、該圧力室39内の圧力変動に基づいて変位する隔壁フィルム37と、各圧力室39内にそれぞれ設けられ、閉弁状態となることにより流入口39aを閉鎖するとともに、開弁状態となることにより流入口39aを開放する弁部材44と、各圧力室39内にそれぞれ設けられ、各弁部材44を常には閉弁状態に付勢する弁付勢ばね46と、各隔壁フィルム37により各圧力室39との隔壁を構成するように2つの圧力室39の外側に設けられ、その内部が負圧に保持された共通負圧室42とを備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
各別に液体を供給する複数の液体供給路の各途中にそれぞれ設けられ、対応する液体供給路の上流側から液体を流入させるための流入口及び該液体供給路の下流側へ液体を流出させるための流出口を有する複数の圧力室と、
前記各圧力室と個別対応するように複数設けられ、対応する圧力室の壁面の一部を構成し、その圧力室内の圧力変動に基づいて変位する可撓性部材と、
前記各圧力室内にそれぞれ設けられ、閉弁状態となることにより前記流入口を閉鎖するとともに、開弁状態となることにより前記流入口を開放する弁部材と、
前記各圧力室内にそれぞれ設けられ、前記弁部材を常には閉弁状態となる方向に付勢する付勢部材と、
前記各圧力室のうち隣り合う少なくとも2つの圧力室にそれぞれ設けられた前記各可撓性部材により前記少なくとも2つの圧力室との隔壁を構成するように当該少なくとも2つの圧力室の外側に設けられ、その内部が負圧に保持された共通負圧室とを備え、
前記各圧力室の前記各流出口から液体が流出するのに伴って前記各圧力室内に発生した負圧により、前記各可撓性部材が前記共通負圧室内に保持された負圧に抗して各別に変位し、この変位に伴う作用を受けた前記各弁部材が前記各付勢部材の付勢力に抗して前記各流入口を開放することで各々開弁状態となるように構成したことを特徴とするバルブユニット。
IPC (3件):
B41J 2/175
, B05C 5/00
, B05C 11/10
FI (3件):
B41J3/04 102Z
, B05C5/00 101
, B05C11/10
Fターム (19件):
2C056EA15
, 2C056EA23
, 2C056EA24
, 2C056EA26
, 2C056EC09
, 2C056EC32
, 2C056KB04
, 2C056KB08
, 2C056KB35
, 4F041AA02
, 4F041AB01
, 4F041BA10
, 4F041BA13
, 4F041BA35
, 4F042AA02
, 4F042BA06
, 4F042CB03
, 4F042CB08
, 4F042CB10
引用特許:
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