特許
J-GLOBAL ID:200903037094096568

液体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222941
公開番号(公開出願番号):特開平11-051109
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 複数のオリフィス12,13の連通を切り換える制御機能を備えた液体封入式マウントにおいて、高周波振動を吸収するべく設置されたサブダイアフラム17がその作動不要時に移動ないし弾性変形することがなく、もって低周波振動に対する減衰作動が遅延するのを防止する。【解決手段】 サブダイアフラム17を設置した第二オリフィス13の開閉について、制御部材20がサブダイアフラム17に接触した第一閉弁状態と、制御部材20がサブダイアフラム17から離れた第二閉弁状態と、開弁状態との三態様を設定し、第一閉弁状態でサブダイアフラム17が移動ないし弾性変形しないようにした。
請求項(抜粋):
一方の取付部(1)と他方の取付部(3)とをゴム状弾性材製の弾性体(6)を介して接続するとともに前記他方の取付部(3)にダイアフラム(7)を接続して気密空間(8)を設け、前記気密空間(8)を仕切部(9)により複数の液室(10)(11)に仕切り、前記複数の液室(10)(11)を第一オリフィス(12)と前記第一オリフィス(12)より流動抵抗が小さい第二オリフィス(13)とを介して連通させ、前記ダイアフラム(7)に前記第二オリフィス(13)の開閉を切り換える弁部(15)を設けた液体封入式マウントであって、前記弁部(15)が、前記ダイアフラム(7)に取り付けられた保持部材(16)と、前記第二オリフィス(13)に面するように前記保持部材(16)に取り付けられたサブダイアフラム(17)と、前記サブダイアフラム(17)の外周に設けられた弁体部(18)と、前記保持部材(16)、前記サブダイアフラム(17)および前記弁体部(18)を閉弁方向に向けて弾性付勢するバネ部材(19)と、前記サブダイアフラム(17)に接離自在に接触するとともに前記保持部材(16)、前記サブダイアフラム(17)および前記弁体部(18)を開弁方向に移動させる制御部材(20)と、前記制御部材(20)を作動させる駆動源(21)とを有し、前記第二オリフィス(13)の開閉について、前記制御部材(20)が前記サブダイアフラム(17)に接触した状態の第一閉弁状態と、前記制御部材(20)が前記サブダイアフラム(17)から離れた状態の第二閉弁状態と、開弁状態とが設定されていることを特徴とする液体封入式マウント。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 流体封入式マウント装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-014581   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 特開平3-089044

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