特許
J-GLOBAL ID:200903037141592757

原燃料切替設備を有する燃料電池発電装置とその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-098487
公開番号(公開出願番号):特開2001-028270
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 原燃料不足に伴う水素不足や水素過剰,S/C異常などが生ずることのない安定した燃料電池発電装置の原燃料切替運転を可能とする。【解決手段】 例えば、原燃料を都市ガスからLPGに切替える際に、LPGの切替開始時の時間当たり体積流量を,切替前の都市ガスの流量と同一流量となるようにLPG流量調節弁開度を調節し、その後は、LPGの供給流量を,改質器出口の改質ガス中の水素ガス量が切替前と略同一となるように,あらかじめシミュレーションにより求めた所定の流量に変化(開度曲線Sにより変化)させてLPGを供給し、改質器出口部において,都市ガスのLPGによるガス置換が完了する所定時間(t2)後に、LPGの供給流量を,LPGの組成に適した所定の最適流量となる弁開度に調節して,原燃料の切替を完了することとする。
請求項(抜粋):
燃料電池本体と、原燃料ガスを改質して水素リッチな改質ガスとして,この改質ガスを前記燃料電池本体に供給する改質器と、前記原燃料ガスとして,常時は一つの原燃料ガス(以下燃料Aという。)を,燃料A遮断弁,燃料A流量計および燃料A流量調節弁を介して前記改質器に供給する燃料A供給装置と、前記燃料A供給停止時には,前記原燃料として他の代替原燃料ガス(以下燃料Bという。)を,燃料B遮断弁,燃料B流量計および燃料B流量調節弁を介して前記改質器に供給する燃料B供給装置とを備えた原燃料切替設備を備えた燃料電池発電装置の運転方法において、前記原燃料ガスを燃料Aから燃料Bに切替える際に、燃料Bの切替開始時の時間当たり体積流量(以下、単に流量という。)を,切替前の燃料Aの流量と同一流量となるようにし、その後は、燃料Bの供給流量を,前記改質器出口の改質ガス中の水素ガス量が切替前と略同一となるように,あらかじめシミュレーションにより求めた所定の流量に変化させて燃料Bを供給し、前記改質器出口部において燃料Aの燃料Bによるガス置換が完了する所定時間後に、燃料Bの供給流量を,燃料Bの組成に適した所定の最適流量に調節して,原燃料の切替を完了することを特徴とする原燃料切替設備を有する燃料電池発電装置の運転方法。
Fターム (5件):
5H027BA01 ,  5H027BA16 ,  5H027DD09 ,  5H027KK21 ,  5H027MM12
引用特許:
審査官引用 (6件)
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