特許
J-GLOBAL ID:200903037155585877

撥水撥油性基材及び基材表面の撥水撥油処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194266
公開番号(公開出願番号):特開平5-193056
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 ガラス、セラミックス、繊維、金属、毛皮、布などの基材表面の水酸基やイミノ基等の官能基とクロロシラン系化学吸着剤とを反応させることにより、耐久性が高くきわめて撥水撥油効果の高い化学吸着ポリマー膜を形成する。【構成】 フッ化炭素基を含むシラン系化学吸着物質を非水系の溶媒に溶解した溶液に、表面に水酸基3やイミノ基等の官能基を含む基材1を浸漬した後、前記溶液中より基材を取り出し水分を殆ど含まない雰囲気中で乾燥し非水系溶媒を除去すると、前記単分子膜表面に前記シラン系化学吸着物質の塗膜が形成される。そこでさらに空気中にさらすとこの塗膜は空気中の水分と脱塩酸反応してポリマー化される。このとき塗膜5はフッ素を多数含み空気中の水分や基材表面の水酸基やイミノ基またはカルボキシル基と反応して、-SiO-または-SiN<結合を介して基材表面に化学結合した状態で形成される。
請求項(抜粋):
撥水撥油性の官能基を多数含む化学吸着ポリマー膜が-Si-結合を含む共有結合を介して部材表面に形成されている撥水撥油性基材。
IPC (5件):
B32B 27/00 ,  B05D 1/18 ,  B05D 3/04 ,  B05D 3/10 ,  B05D 7/24 302
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-009652

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