特許
J-GLOBAL ID:200903037164852306

無機材料の耐熱衝撃性評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-071890
公開番号(公開出願番号):特開平7-280715
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【構成】 無機材料からなり、高温または低温の状態にある試験片の表面上の一部分に、低温または高温の気体をノズルから吹き付け、上記試験片の表面上の一部分を急冷または急熱する操作を上記ノズルと上記試験片との距離を変えながら繰り返し行うことにより、急冷または急熱によって試験片の表面に亀裂が発生するときの上記ノズルと上記試験片との最大の距離を決定し、この最大距離から熱衝撃破壊強度を算出する。【効果】 本発明によれば、試験片の寸法に関係なく、簡便な方法で無機材料の耐熱衝撃性を評価することができる。
請求項(抜粋):
無機材料からなり、高温または低温の状態にある試験片の表面上の一部分に、低温または高温の気体をノズルから吹き付け、上記試験片の表面上の一部分を急冷または急熱することにより無機材料の耐熱衝撃性を評価するに当たり、上記ノズルと上記試験片との間の距離(SD)から、上記気体が集中的に衝突する上記試験片表面のよどみ点における熱伝達係数(h)を、次式(1)を用いて算出することを特徴とする熱伝達係数の決定方法。【数1】 h=4.06(λ/D)(Re・Pr)1/2(D/SD)(1)ここに、h :よどみ点の熱伝達係数 (kcal/m2・h・°C)λ :気体熱伝導率 (kcal/m・h・°C)Pr:プラントル数=ν/κν:気体の動粘性係数 (m2/h)κ:熱拡散率Re:レイノルズ数=v・D/νv:気体の流速 (m/s)D:ノズルの直径 (mm)SD:ノズルと試験片表面との距離(mm)SD/D≧10

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