特許
J-GLOBAL ID:200903037175952221

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-081383
公開番号(公開出願番号):特開2005-037114
出願日: 2004年03月19日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】 エジェクタ5を用いた冷凍サイクルにおいて、加熱側と冷却側とを切り換える際の冷媒流路の切り換えを容易とする。【解決手段】 エジェクタの高圧流入部5aと低圧流入部5bとのそれぞれ上流に、冷媒の圧力差を利用してエジェクタ5へ流入する冷媒流路を切り換える高圧流入切換弁8a・8bと低圧流入切換弁9とを設け、四方弁2を切り換えても高圧冷媒は常に高圧流入部5aへ流入し、低圧冷媒は常に低圧流入部5bへ流入するようにした。 このような簡素な構成で、エジェクタ5へ流入する冷媒流路は自動的に切り換わり、高圧冷媒は常に高圧流入部5aへ流入し、低圧冷媒は常に低圧流入部5bへ流入するようになる。これにより、エジェクタ5を用いた冷凍サイクルにおいて、圧縮機1の出口に四方弁2を設けて冷媒の流れ方向を換えるだけで容易に加熱側と冷却側とを切り換えることができることとなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷凍サイクル内の気相冷媒を吸入し高圧に加圧して吐出する圧縮機(1)と、 前記圧縮機(1)から吐出される冷媒の流路を切り換える四方弁(2)と、 前記四方弁(2)からの冷媒と外気との熱交換を行う第1熱交換器(3)と、 前記四方弁(2)からの冷媒と被冷熱流体との熱交換を行う第2熱交換器(4)と、 前記圧縮機(1)で加圧された高圧冷媒を減圧して前記第1熱交換器(3)もしくは前記第2熱交換器(4)からの冷媒を吸引し混合し昇圧して吐出するエジェクタ(5)と、 前記エジェクタ(5)が吐出する気液二相冷媒を気液分離して気相冷媒は前記圧縮機(1)に供給し液相冷媒は前記第1熱交換器(3)もしくは前記第2熱交換器(4)に供給する気液分離器(6)とを備えて成る冷凍サイクル装置において、 前記エジェクタ(5)の高圧流入部(5a)と低圧流入部(5b)とのそれぞれ上流に、冷媒の圧力差を利用して前記エジェクタ(5)へ流入する冷媒流路を切り換える高圧流入切換手段(8a、8b、10)と低圧流入切換手段(9)とを設け、前記四方弁(2)を切り換えても高圧冷媒は常に前記高圧流入部(5a)へ流入し、低圧冷媒は常に前記低圧流入部(5b)へ流入するようにしたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
F25B1/00 ,  F25B13/00 ,  F25B41/04
FI (3件):
F25B1/00 389A ,  F25B13/00 Z ,  F25B41/04 Z
Fターム (2件):
3L092AA02 ,  3L092BA25
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 空気調和機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-056974   出願人:株式会社日立製作所
  • 給湯空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-088577   出願人:株式会社デンソー

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