特許
J-GLOBAL ID:200903037177845503

未知送信局の測位装置及び測位方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-042868
公開番号(公開出願番号):特開2009-198435
出願日: 2008年02月25日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】衛星の軌道誤差の影響による測位精度の劣化を軽減できる未知送信局の測位装置を得る。【解決手段】2機の人工衛星を介し、未知送信局2と既知リファレンス局1から送信される同一電波信号を受信する電波信号受信部11と、受信電波信号の相関演算を行うことにより、未知送信局2及び既知リファレンス局1からの受信電波信号の到来時間差及びドップラー周波数差を計算するTDOA/FDOA計算部12と、到来時間差、ドップラー周波数差、地球の形状に基づき、未知送信局2の位置を測位する未知送信局測位計算部13と、電波信号受信部11〜未知送信局測位計算部13の一連の測位の処理を繰り返すか否かの決定を行う処理繰返決定部14と、測位の処理を繰り返す場合は、測位結果に距離が最も近いリファレンス局を選択する最短距離リファレンス局選択部16とを設け、選択されたリファレンス局について、上記一連の測位の処理が行われる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
未知送信局の電波信号発生を検知すると、それぞれ異なる軌道上にあり、かつそれぞれ異なる速度で運動している2機の人工衛星を介して得られる、前記未知送信局から送信される同一電波信号を受信するとともに、前記2機の人工衛星を介して得られる、既知リファレンス局から送信される同一電波信号を受信する電波信号受信部と、 前記電波信号受信部により受信された電波信号の相関演算を行うことにより、前記未知送信局及び既知リファレンス局からの受信電波信号の到来時間差及びドップラー周波数差を計算するTDOA/FDOA計算部と、 前記TDOA/FDOA計算部により計算された到来時間差及びドップラー周波数差、並びに地球の形状に基づいて、前記未知送信局の3次元位置を測位する未知送信局測位計算部と、 前記電波信号受信部、前記TDOA/FDOA計算部、及び前記未知送信局測位計算部の一連の測位の処理を繰り返すか否かの決定を行う処理繰返決定部と、 前記処理繰返決定部により測位の処理を繰り返すと決定された場合には、前記未知送信局測位計算部の測位結果に距離が最も近いリファレンス局を選択する最短距離リファレンス局選択部とを備え、 前記最短距離リファレンス局選択部により選択されたリファレンス局について、前記電波信号受信部、前記TDOA/FDOA計算部、及び前記未知送信局測位計算部の一連の測位の処理が行われる ことを特徴とする未知送信局の測位装置。
IPC (1件):
G01S 5/02
FI (1件):
G01S5/02 A
Fターム (5件):
5J062CC12 ,  5J062CC13 ,  5J062CC17 ,  5J062DD23 ,  5J062EE00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3556952号公報
審査官引用 (1件)

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