特許
J-GLOBAL ID:200903037199722324

積分型A/D変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長尾 常明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034406
公開番号(公開出願番号):特開平9-205367
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 変換時間をあまり大きくすることなく変換精度を高めた積分型A/D変換方法を提供する。【解決手段】 被変換電圧を一定時間だけ積分して得た電圧を基準電圧で逆積分し、その逆積分電圧のゼロクロス点からそのゼロクロス点を過ぎた最初のカウントトリガのタイミングまでの間で積分定数を小さくして急峻な逆積分を行なって、その逆積分期間のカウント数を得、更にその逆積分電圧を上記基準電圧と逆極性の基準電圧で積分してゼロクロス点までのカウント数を得、両カウント数からデジタル値を得る。
請求項(抜粋):
被変換電圧を入力してゼロレベルから予め設定した期間だけ所定の積分定数で第1の積分を行ない、該第1の積分で得た積分電圧に対して第1の基準電圧を入力して前記積分定数によりゼロレベルをクロスするまで逆方向に第2の積分を行ない、前記第2の積分の期間のクロックをカウント手段によりカウントして前記被変換電圧に対応したデジタル信号を得る積分型A/D変換方法において、前記第2の積分を、積分の進行中に積分電圧のゼロレベルが検出されるとそれ以前よりも急峻な積分に変化させてその後は前記カウント手段が最初にトリガされる時点まで進行させ、前記カウント手段が前記第2の積分の前記最初にトリガされた時点から、前記第1の基準電圧と逆極性の第2の基準電圧を入力してゼロレベルに向けて第3の積分を行ない、前記カウント手段により前記第2の積分の期間と前記第3の積分の期間の各カウント数を得て、両カウント数を演算して前記被変換電圧に対応したデジタル信号を得る、ことを特徴とする積分型A/D変換方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 積分型A/D変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-212677   出願人:横河電機株式会社

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