特許
J-GLOBAL ID:200903037248441808

内接歯車式オイルポンプおよびこれを備えた自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-187753
公開番号(公開出願番号):特開2004-028005
出願日: 2002年06月27日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】内接歯車式オイルポンプにおける騒音、摩擦抵抗による動力損失および漏れによる吐出量の低下を少なくする。【解決手段】ケーシングHに形成したギヤ室G内に、互いに噛合する外歯のドライブギヤ30と内歯のドリブンギヤ31を配設して、吸入ポート20a,20bから作動油を吸入して吐出ポート25aから吐出する。ギヤ室の内周面の吐出ポート側に形成されて吐出ポート内の吐出圧力が導入される凹溝27は、その内部の吐出圧力によりドリブンギヤを半径方向内向きに押す力と吐出ポート内の吐出圧力によりドリブンギヤを半径方向外向きに押す力との合力が、吸入ポートの終端部と吐出ポートの始端部との間において両ギヤの歯の間に閉じ込められる作動油の圧縮によりドリブンギヤに半径方向外向きに加わる力を打ち消す向きに作用するように配置する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
吸入ポートおよび吐出ポートを有するギヤ室が形成されたケーシングと、互いに噛合して前記ギヤ室内に配設されその回転により前記吸入ポートから作動油を吸入して前記吐出ポートから吐出する外歯のドライブギヤと内歯のドリブンギヤと、このドリブンギヤの外周面と摺動する前記ギヤ室の内周面の前記吐出ポート側となる位置に同内周面の円周方向に沿って形成されて前記吐出ポート内の吐出圧力が導入される凹溝を備えてなる内接歯車式オイルポンプにおいて、 前記凹溝は、その内部に導入される吐出圧力により前記ドリブンギヤを半径方向内向きに押す力と前記吐出ポート内の吐出圧力により同ドリブンギヤを半径方向外向きに押す力との合力が、前記吸入ポートの終端部と前記吐出ポートの始端部との間において前記両ギヤの歯の間に閉じ込められる作動油の圧縮により前記ドリブンギヤに半径方向外向きに加わる力を打ち消す向きに作用するように配置したことを特徴とする内接歯車式オイルポンプ。
IPC (3件):
F04C2/10 ,  F04C15/00 ,  F16H57/02
FI (4件):
F04C2/10 341E ,  F04C15/00 D ,  F04C15/00 F ,  F16H57/02 302D
Fターム (11件):
3H041AA02 ,  3H041BB04 ,  3H041DD13 ,  3H041DD20 ,  3H044AA02 ,  3H044BB03 ,  3H044DD13 ,  3J063AA02 ,  3J063AC04 ,  3J063BA03 ,  3J063CA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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