特許
J-GLOBAL ID:200903037266885390
注入用ダブルパッカー構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-149952
公開番号(公開出願番号):特開2005-330710
出願日: 2004年05月20日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】外管内の移動をスムーズに行うと共に、注入材の注入の際には外管との隙間の液密性を高め、かつ経時的な損傷にも強い注入用ダブルパッカー構造を提供する。【解決手段】内管部材1は、外周面に注入材Gを吐出する吐出口21が形成された内管本体2と、前記内管本体2の吐出口21,21,...を挟んで両端部にそれぞれ取付けられ、外管9の内周面に当接可能なパッカー部と、を有し、該パッカー部は、前記外管9の内径よりも小径の外径である略環状の肉厚の弾性体で形成されたパッカー本体4a,4bと、該パッカー本体4a,4bをその軸心方向に圧縮するピストン部材5a,5bと、を有し、前記注入材Gの注入の際には、該内管本体2の吐出口21,21,...の両端部にそれぞれ取付けられたパッカー本体4a,4bを軸心方向に圧縮し、それぞれのパッカー本体4a,4bをその半径方向に張出させ外管9の内周面に当接して液密を図り、内管部材2の移動の際には、前記パッカー本体4a,4bの圧縮を解除し、それぞれのパッカー本体4a,4bを収縮させる構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
周辺地盤に注入材を注入する注入口が長手方向に間隔をおいて複数形成された外管内を、その軸心方向に移動自在とされた内管部材を備えた注入用ダブルパッカー構造であって、
前記内管部材は、外周面に注入材を吐出する吐出口が形成された内管本体と、前記内管本体の吐出口を挟んで両端部にそれぞれ取付けられ、前記外管の内周面に当接可能なパッカー部と、を有し、
該パッカー部は、前記外管の内径よりも小径の外径である略環状の肉厚の弾性体で形成されたパッカー本体と、該パッカー本体をその軸心方向に圧縮するピストン部材と、を有し、
前記注入材の注入の際には、該内管本体の両端部にそれぞれ取付けられたパッカー本体を軸心方向に圧縮し、それぞれのパッカー本体をその半径方向に張出させ前記外管の内周面に当接して液密を図り、
前記内管部材の移動の際には、前記パッカー本体の圧縮を解除し、それぞれのパッカー本体をその半径方向に収縮させる、
ことを特徴とする注入用ダブルパッカー構造。
IPC (2件):
FI (2件):
E21D9/04 F
, E02D3/12 101
Fターム (7件):
2D040AB01
, 2D040CB03
, 2D040DA03
, 2D040DB04
, 2D040DC02
, 2D054AC15
, 2D054FA07
引用特許:
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