特許
J-GLOBAL ID:200903068369466347

トンネル地山先受け工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150613
公開番号(公開出願番号):特開2000-337078
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】鋼管周囲の地山に対して均質な改良体を造成することができ、安定した先受け効果を発揮するトンネル地山先受け工法を提供する。【解決手段】スリーブ11を装着した鋼管1を地山に挿入した後、鋼管内に注出孔の前後にパッカー22,22を有する注入管20を挿入して、注出孔21を注入孔10に臨ませ、かつ前後のパッカー22,22を鋼管1内面に作用させた状態で、まず注入管20を通してシールグラウトSGを圧送し、注出孔21から注入孔10を通しスリーブ11を変形させながら吐出させる。この第1工程を、各注入孔10,10...ごと行い、鋼管1の周囲をシールグラウトSGで充填する。その後、注入管20を通して浸透注入用グラウトGOを圧送し、注出孔21から注入孔10を通しスリーブ11を変形させながら吐出させる第2工程を、各注入孔10,10...ごと行い、浸透注入用グラウトGOを、シールグラウトSGを破りながら鋼管1の周囲地山に浸透させて、地山の改良を図る。
請求項(抜粋):
トンネル外周部に相互に間隔を置いて鋼管を地山に挿入し、当該鋼管の周囲の地山に注入材を注入することにより、地山を鋼管の支持力及び注入材の注入による改良体により、地山を補強する方法において、前記鋼管の外壁に注入孔を長手方向に間隔を置いて多数形成し、複数の注入孔位置の鋼管外周に設けたスリーブにより被覆し、圧送される注入材を前記注入孔を通し前記スリーブを変形させながら吐出させ、注入材の吐出が終了したならば前記スリーブの復元により前記注入孔を閉塞する構成とし、前記スリーブを装着した鋼管を地山に挿入した後、当該鋼管内に注出孔の前後にパッカーを有する注入管を挿入して、前記注出孔を前記注入孔に臨ませかつ前後のパッカーを鋼管内面に作用させた状態で、まず前記注入管を通してシールグラウトを圧送し、前記注出孔から前記注入孔を通し前記スリーブを変形させながら吐出させる第1工程を、鋼管の長手方向に沿った複数の箇所において行い、当該鋼管の周囲をシールグラウトで充填し、その後、当該鋼管内に前記注入管を挿入して、前記注出孔を前記注入孔に臨ませかつ前後のパッカーを鋼管内面に作用させた状態で、この注入管を通して浸透注入用グラウトを圧送し、前記注出孔から前記注入孔を通し前記スリーブを変形させながら吐出させる第2工程を、鋼管の長手方向に沿った複数の箇所において行い、前記浸透注入用グラウトを前記シールグラウトを破りながら当該鋼管の周囲地山に浸透させて、地山の改良を図る、ことを特徴とするトンネル地山先受け工法。
IPC (2件):
E21D 9/04 ,  E02D 3/12 101
FI (2件):
E21D 9/04 F ,  E02D 3/12 101
Fターム (5件):
2D040AA01 ,  2D040AB01 ,  2D040BB08 ,  2D054AC15 ,  2D054FA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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