特許
J-GLOBAL ID:200903037269028501

燃料蒸散防止機構用異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318342
公開番号(公開出願番号):特開平7-166974
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 燃料蒸散防止機構の密閉区間における圧力調整精度を向上させ異常検出の際の誤検出を防止すること。【構成】 燃料タンク22で発生しキャニスタ30に吸着された燃料ガスは、キャニスタ閉塞バルブ37とパージ制御バルブ40との開閉制御に基づき吸気管2内に適宜放出される。燃料蒸散防止機構の異常検出の際には、吸気管内圧力センサ62による吸気管2内の圧力状態やフューエルゲージ23による燃料タンク22内の燃料量に応じてパージ制御バルブ40が電子制御回路50により開閉制御され吸気管2からの負圧導入速度が適切に変化される。このため、密閉区間の圧力が吸気管2内の圧力状態や燃料タンク22内の燃料量に影響されることなく調整される。したがって、この圧力変化状態を測定することにより、燃料蒸散防止機構の異常が正確に検出される。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを連通するパージ通路の途中に設けたキャニスタの吸着体にて前記燃料タンク内で発生した燃料ガスを随時吸着し、前記内燃機関の運転状態に応じてパージ制御バルブを開閉することにより、前記吸着された燃料ガスを前記吸気管内に適宜導入して燃料の蒸散を防止する燃料蒸散防止機構と、前記燃料蒸散防止機構における圧力状態を検出する圧力検出手段と、前記キャニスタに設けられた大気孔を閉塞する大気孔閉塞手段と、前記パージ制御バルブ及び前記大気孔閉塞手段を共に閉じて前記燃料蒸散防止機構全体を一つの密閉区間とする密閉化手段と、前記吸気管内の圧力状態を検出する吸気管内圧力検出手段と、前記燃料タンク内の燃料量を検出する燃料量検出手段と、前記吸気管内圧力検出手段で検出された前記吸気管内の圧力状態及び前記燃料量検出手段で検出された前記燃料タンク内の燃料量に応じて前記パージ制御バルブの開度を制御して前記吸気管からの負圧導入速度を変化させ前記密閉区間の圧力を所定圧力に調整する密閉区間圧力調整手段と、前記密閉区間圧力調整手段による圧力調整の際または圧力調整の後の前記圧力検出手段で検出された前記燃料蒸散防止機構における圧力状態に基づく所定の圧力変化状態を測定する圧力変化状態測定手段と、前記圧力変化状態測定手段にて測定された前記所定の圧力変化状態から前記燃料蒸散防止機構の異常を検出する異常検出手段とを具備することを特徴とする燃料蒸散防止機構用異常検出装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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