特許

J-GLOBAL ID：200903076359071118

内燃エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者： 山中 將嘉 ,  澤村 和同 ,  丸山 洋 ,  関 康成
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 渡部 敏彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-319155
公開番号（公開出願番号）：特開平7-083125
出願日： 1993年09月10日
公開日（公表日）： 1995年03月28日
要約：

【要約】【目的】 蒸発燃料排出抑止装置内と減圧して異常診断を行う場合に、燃料タンクとキャニスタとを連通する通路の途中に配設した圧力センサの検出圧力に基づいて燃料タンク内圧力を精度良く目標圧力まで減圧する。【構成】 パージ制御弁を開弁し、エンジン吸気管の負圧を導入して、圧力センサ出力PTANKが所定圧POBJL0に低下する(時刻t1)までオープン減圧処理を行う。その後、減圧目標値を上限値POBJHと下限値POBJLに交互に設定して、PTANK値とPOBJH値又はPOBJL値との偏差に応じて、パージ制御弁の開弁量を徐々に減少又は増加させる。下限値POBJLを徐々に上限値POBJHに近づけ、パージ制御弁の開弁量に対応する目標パージ流量QEVAPが下限値QEVAPLにはりついて所定時間経過したとき(時刻t4)減圧を終了する。

請求項（抜粋）：

燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを連通するチャージ通路と、前記キャニスタと内燃エンジンの吸気管とを連通するパージ通路と、前記パージ通路に介装されたパージ制御弁と、前記キャニスタの吸気口を開閉する大気開放弁とを有する蒸発燃料処理手段及び前記チャージ通路に設けられ、該チャージ通路内の圧力を検出する圧力検出手段を備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記パージ制御弁を開弁状態とするとともに前記大気開放弁を閉弁状態とすることにより前記吸気管内の負圧を前記蒸発燃料処理手段内に導入する負圧導入手段と、前記圧力検出手段により検出された圧力と所定圧力とを比較し、該比較結果に応じて前記パージ制御弁の開弁量を制御するパージ制御手段とを設けたことを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• エバポパージシステムの故障診断装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-000290   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 蒸発燃料供給装置の故障検出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-052354   出願人：マツダ株式会社
• 内燃機関の蒸発燃料蒸散防止装置の故障診断装置及び蒸発燃料供給系の保護装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-241863   出願人：日産自動車株式会社
• エバポシステムの故障診断装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-294340   出願人：スズキ株式会社