特許
J-GLOBAL ID:200903037273034630

血管内熱的血栓化及び熱的癌治療のための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171373
公開番号(公開出願番号):特開平9-098981
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 血管系内に加熱作用により血栓を形成したり、加熱作用により腫瘍塊を破壊したりできる、温熱療法用のカテーテルを提供する。【解決手段】 カテーテルの細管の中に2本の絶縁供給電線を配設し、その先端側に加熱コイルを接続して電気的閉回路を形成し、これに電流を供給してコイル部で発熱させる。加熱コイルは、二重螺旋の形態または直線とそれを取り巻く単一螺旋の形態である。加熱コイルは、供給電線に取外し不可能に接続されていてもよいし、電解的または機械的に切離し可能に接続されていてもよい。また、1個の絶縁加熱コイルの先端に非絶縁コイルを取り付けて、それを血管系内の血流へと導通する電極として利用し、ボデー電極を含む電気回路として電流を供給し、血流を加熱することもできる。動脈瘤の所を局所的に加熱してそこに血栓を形成したり、腫瘍塊の上流の血流を加熱して下流の腫瘍塊を破壊したりできる。
請求項(抜粋):
第1の抵抗を持つ少なくとも一本の供給ワイヤーと、前記供給ワイヤーに結合された第2の抵抗を持つ少なくとも一個の加熱コイルとを備えてなり、前記第1の抵抗は前記第2の抵抗よりも小さく、前記供給ワイヤー及び前記加熱コイルは、所定の位置において前記血管系内の血流に熱を供給する目的で前記血管系の内部へ挿入することができるように両者とも電気的に絶縁されており、前記熱はその実質的にすべてが前記供給ワイヤー内ではなくむしろ前記加熱コイル内を流れる電流によって発生することを特徴とする血管系の内部において血管内熱的治療を行うためのカテーテル。
IPC (2件):
A61B 17/38 310 ,  A61M 29/00
FI (2件):
A61B 17/38 310 ,  A61M 29/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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