特許
J-GLOBAL ID:200903037348259101

油圧作業機械の緩衝制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010801
公開番号(公開出願番号):特開平8-200304
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 油圧シリンダーのピストンが行程端に接近した時に、その移動方向を検出することなく、ピストンとカバー壁面との衝突による衝撃を確実に緩和しながら、ピストンが行程端から離間する時、あるいはピストンが行程端近傍に位置する状態で微操作作業を行う時の操作性を何ら損なうことのない油圧作業機械の緩衝制御装置を提供する。【構成】 変位検出器41〜43で検出された各シリンダー11〜13のピストンの変位がその行程端に近接するものであった時は、制御ユニット10は内蔵するROMから読み出した油圧シリンダーのピストンの変位量とパイロット圧を制限する制限値とを対応付ける対応表のデータに基づいて、変位検出器41〜43により検出したピストンの変位量に対応する制限値を演算し、その制限値に対応する駆動信号を減圧弁17〜19(a,b)に出力して手動操作弁31〜33を介して供給されたパイロット圧を制限する。
請求項(抜粋):
作動油供給源から吐出される圧油により伸縮して作業装置を作動させる油圧シリンダーと、該油圧シリンダーに流入および流出する圧油の方向および流量を制御する流量制御弁と、操作レバーの操作に対応して前記流量制御弁のそれぞれのパイロット圧受け部にスプールを互いに対向する方向に押し込むパイロット圧を供給するパイロット圧供給手段とを具え、前記油圧シリンダーのピストンの行程端における衝撃を緩和するようにした油圧作業機械の緩衝制御装置において、前記ピストンの変位量を直接的または間接的に検出する変位検出手段と、前記パイロット圧供給手段により前記パイロット圧受け部に供給されるパイロット圧をそれぞれ減圧させる減圧手段と、前記変位検出手段により検出した前記ピストンの変位量が前記ピストンの行程端に近接するものであった時に、前記減圧手段を制御して、該ピストンを行程端側に変位させるように前記流量制御弁のパイロット圧受け部に供給されている前記パイロット圧供給手段からのパイロット圧のみを、前記ピストンの行程端との距離の減少に応じて制限するパイロット圧制限手段を有したことを特徴とする油圧作業機械の緩衝制御装置。
IPC (4件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/20 ,  E02F 9/24 ,  F15B 11/08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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