特許
J-GLOBAL ID:200903037370222343
下水処理方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-274156
公開番号(公開出願番号):特開2007-083153
出願日: 2005年09月21日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】下水を嫌気性生物処理した後、好気性生物処理するに当たり、処理水水質を維持した上で、下水流量が増大した場合の汚泥の流出を防止する。【解決手段】下水は初沈1に導入されて固液分離され、上澄水が配管2を介して嫌気処理用の第1槽3に導入される。第1槽3にて嫌気処理された水は、第2槽5に導入され、散気管6からの散気により好気処理される。好気処理された水は、終沈7に導入され、固液分離処理され、上澄水が処理水として系外へ排出される。終沈7で沈降した汚泥の一部は汚泥返送管8を介して第1槽3へ返送され、余剰の汚泥は配管8aより余剰汚泥として排出される。上澄水流量が所定流量以下の場合、或いは上澄水流量が所定流量を超えても、SVIが所定値未満の場合には、上澄水の全量が第1槽3へ送られ、全量が嫌気処理及び好気処理される。上澄水流量が所定流量を超過し、かつSVIが所定値以上の場合には、上澄水の一部のみを第1槽3及び第2槽5に通水し、残部はバイパス管9を介して第2槽5へ直接に導入する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下水を沈殿処理した後、その上澄水を生物処理部で生物処理し、その処理液を処理水と汚泥とに固液分離し、分離汚泥の一部を生物処理部の入口側に返送する下水処理方法において、
該生物処理部として、嫌気処理用の前段生物処理部と、好気処理用の後段生物処理部とが設けられており、
下記条件1又は2の場合には、前記上澄水の全量を該前段生物処理部と後段生物処理部とにこの順で流通させ、
下記条件3の場合には、前記上澄水の一部を該前段生物処理部と後段生物処理部とにこの順で流通させ、該上澄水の残部は該前段生物処理部を経ることなく該後段生物処理部に流入させることを特徴とする下水処理方法。
条件1:前記上澄水の流量が所定流量以下の場合
条件2:前記上澄水の流量が該所定流量を超え、かつ前記生物処理部汚泥のSVIが
所定のSVI値未満である場合
条件3:前記上澄水の流量が該所定流量を超え、かつ前記生物処理部汚泥のSVIが
該所定のSVI値以上である場合
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
4D028BB06
, 4D028BB07
, 4D028BC18
, 4D028BD16
, 4D028CA01
, 4D028CB01
, 4D028CC01
, 4D028CC05
, 4D040BB01
, 4D040BB51
, 4D040BB91
引用特許:
出願人引用 (1件)
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下水処理方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-080607
出願人:栗田工業株式会社
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