特許
J-GLOBAL ID:200903037373620315

高性能空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128628
公開番号(公開出願番号):特開平8-318705
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 燃費性能及び乗り心地を損なうことなく、時速200km/h以上の高速連続走行性能及び高速コーナリング性能を充分に満足し得る高性能空気入りタイヤを得ること。【構成】 アップダウン構造のカーカス層10とフォールドベルト15及びカットエンドベルト16からなるベルトそう4とビードコア13及びビードエペックス19の包み上げ構造のビード補強層20の各コードを所望の引張り弾性率を持つ有機繊維コードとし、各プライの端部を適正配置する。
請求項(抜粋):
二層からなるカーカス層と少なくとも二層からなるベルト層とを備え、ビード部にはビードコアとその上方に隣接する先端先細りの略三角形状のビードエペックスとを備えた空気入りタイヤにおいて、前記カーカス層は、前記ビードコアを内側より外側に向けて巻き上げかつ折り返し端部が前記ベルト層の少なくとも端部とオーバーラップする高さ及び位置まで折り返される第1カーカスプライと、当該第1カーカスプライの外側に配置される第2カーカスプライとから成り、この第2カーカスプライはトレッドクラウン部からタイヤサイド部を通り第1カーカスプライの折り返し部の外側を通って少なくともビードコアに達する位置まで延在し、前記第1カーカスプライ及び第2カーカスプライは有機繊維コードにより補強されたゴム被覆コード層よりなり、かつ、これらのカーカスコードはタイヤ赤道に対して50〜80度の角度で互いに交差する向きに配置されており、前記ベルト層は、少なくとも一層はトレッド幅の90〜98%の幅でかつ両端部が外方に向けて折り返されたフォールドベルトとされ、そのフォールドベルトの基体部の上側に配置されるベルトプライのうち少なくとも一層は両端部が前記フォールドベルトの折り返し部内に延在しかつ挟持されるカットエンドベルトとされ、少なくとも前記フォールドベルト及び前記カットエンドベルトは前記カーカスコードの引張り弾性率より高弾性率である有機繊維コードにより補強されたゴム被覆コード層よりなり、かつ、これらのベルトコードはタイヤ赤道に対して10〜40度の角度で互いに交差する向きに配置されており、前記ビード部には、ビードコア及びビードエペックスを包み巻き上げかつビードエペックスの上方で両巻き上げ端が互いに高さ方向のステップをもって巻き終えられる少なくとも一層のビード補強層が配置され、このビード補強層は前記カーカスコードの引張り弾性率より高弾性率である有機繊維コードにより補強されたゴム被覆コード層よりなり、かつ、このビード補強層のコードはタイヤ赤道に対して35〜60度の角度で配置されていることを特徴とする高性能空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 9/00 ,  B60C 9/08
FI (2件):
B60C 9/00 C ,  B60C 9/08 K
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る