特許
J-GLOBAL ID:200903037400787189

磁気式アブソリュートエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-320117
公開番号(公開出願番号):特開2008-180698
出願日: 2007年12月11日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】通常動作時には高速かつ高精度で検出動作を行い、バックアップ時には低電力消費で検出動作を継続できる信頼性の高い磁気式アブソリュートエンコーダを提案すること。【解決手段】磁気式アブソリュートエンコーダ1では、通常時動作電源8から電力が供給される通常時には通常時動作回路5と通常時およびバックアップ時動作回路6が動作し、これらにより検出される1回転絶対値(1)と1回転絶対値(2)を異常診断回路10において比較して異常の有無を自己診断する。通常時動作電源8が遮断されたバックアップ時には、低消費電力型の通常時およびバックアップ時動作回路6のみが動作して多回転値(2)を検出する。通常時動作に復帰した時点で多回転値設定回路12は多回転値(2)を通常時動作回路5の多回転値(1)として設定する。これにより、当該多回転値(1)の算出動作が再開する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多極着磁された回転子の回転に伴って位相が90度異なる少なくとも一対の正弦波信号を出力する磁気センサと、 当該磁気センサの出力を第1の検出周期で検出して、回転子1回転内の絶対位置を表す1回転絶対値(1)、および、回転子の予め設定した原点からの回転数を表す多回転値(1)を算出する主演算手段と、 前記磁気センサの出力を前記第1の検出周期よりも長い第2の検出周期で検出して、前記回転子1回転内の絶対位置を表す1回転絶対値(2)および前記回転子の前記原点からの回転数を表す多回転値(2)を算出するバックアップ演算手段と、 主電源からの供給電力によって前記主演算手段および前記バックアップ演算手段を動作させ、主電源が遮断された場合には、バックアップ電源からの供給電力によって前記バックアップ演算手段のみを動作させる電源制御手段と、 前記主電源からの電力により動作している前記主演算手段および前記バックアップ演算手段のそれぞれが算出した前記1回転絶対値(1)および前記1回転絶対値(2)を比較し、これらの値の差が予め定めた差以上の状態が所定回数連続した場合には異常が発生したと判断する異常診断手段とを有していることを特徴とする磁気式アブソリュートエンコーダ。
IPC (1件):
G01D 5/244
FI (2件):
G01D5/244 K ,  G01D5/244 E
Fターム (14件):
2F077AA04 ,  2F077AA10 ,  2F077AA24 ,  2F077CC02 ,  2F077NN02 ,  2F077NN17 ,  2F077PP12 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ03 ,  2F077QQ10 ,  2F077QQ17 ,  2F077TT31 ,  2F077TT42 ,  2F077TT87
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • エンコーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-070158   出願人:株式会社三協精機製作所
審査官引用 (1件)
  • エンコーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-070158   出願人:株式会社三協精機製作所

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